ときおど、らいぶ。

昨日は高校時代からの親友の大久保与太郎さんといっしょに、僕の愛車で
東京方面へドライブに行ってきた。とても楽しい旅路だった。旅路というほど
ではないかもしれないが。でも、旅路は旅路だろ。旅路っていって、いけない
ことは、ひとつもないだろ。

まあ、それはそれとして。

お金がないので下の道で国道14号をずっと西進し、最近やたら通ることの多い
蔵前橋通りを進み、大久保与太郎さんが、秋葉の例の事件の交差点を通りたく
ないというので、彼の誘導してくれるとおり、その場所を回避し、気がついたら
新橋を過ぎ、品川区のほうまできてた。

そこでちょっと思い出したことがあり。実はいま作っている単行本というのは
カメラメーカーのニコンのことについて描かれた書籍であり。よく考えたら、
品川区といえばニコンじゃん!とひらめき、光学通りへ行ってみることに
した。

光学通りって、たぶんほとんどの人は知らないと思うけど、ニコンの大井町
製作所の前の通りを、光学通りっていうのよ。ほら、日本光学だから。

んで、取材で何十回もきてるニコンの前を通り、西大井の駅を通り過ぎて
高架下をくぐり、駅の向こう側へ。ある中華料理屋をどうしても見つけたかった。

その中華料理屋は、かつてニコンの技術者の方々が、夜な夜な集って
うまく進まない開発の愚痴を言い合ってた場所であるらしく。その書籍に
非常に重大な場所として登場するんだけど、その中華料理屋に行ったことも
なければ、場所も知らないっていうんじゃ、あまりにも情けないというか、片手
落ちではないかとずっと心を痛めていて、昨日たまたまではあるんだけど、
積年の願望を果たすことができた。すっごいうれしかった。

西大井駅の向こう側って、JRの駅前とは思えないくらい密集した住宅地で
一方通行だらけで。その中華料理屋を探して回っても、なんか同じ場所を
ぐるぐる堂々巡りになってたり、このまま僕らは千葉に帰れないのでは
ないかと不安にちょっとなったふりをしてみたりもせずに、一方通行を逆走
したりしそうになりながら、ちょっと交差点でバックしてみて、後ろから来た
クルマにもバックを強いたりしながら、まあ楽しくいろいろさがしてたら、
ついに見つけることができ。なんだっけな、昭和初期の商店街、ニコニコ通り
だったかな。違う気もするけど、ちょっと寂れた感じの、クルマがすれ違えない
かも、っていうくらい狭い道沿いに、ずっと探してた中華料理屋は、ありました。
なんの変哲もない、ごくふつうのいまふうのコンクリート造りの店だったんだけど
その開発者の方々が夜な夜な通ってたのは10年以上も前の話なので、もしか
したら、建て替えたのかもしれないね、と大久保与太郎さんと二人で話し。

まあそれはそれとして。

続きは晩秋か初冬に発売されるであろう単行本で読んでください。(笑)

なんつて。

でもね、思わせぶりはこれくらいにして、けっこううれしかったんだ。
その、なんの変哲もない中華料理屋を、見つけられて。

こんど、次のタイミングで、こっそり出かけてみて、中華丼かタンタン麺か
餃子かビールか紹興酒かフカヒレスープか、とにかくなんか、たのんで
みようと思ってる。楽しみだなあ。体重、元に戻ったりして。(笑)

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