銀塩カメラ…

さっき敬愛する写真家の先輩であり飲み友だちのKさんとLINEで話してたんだけど、あたしは残念ながら、銀塩カメラには、これっぽっちも興味ないのです。ごめんなさい。

たとえていえば、「オグラくん、古代バビロニア語の動詞の活用がさ…」と言われてるのと、僕の中では大差ないのです。本当にごめんなさい。

僕はとにかく、写真が好きなのです。写真を撮るのが好きなのです。とくに、人の写真が。銀塩カメラが純粋にメカとして魅力的かどうか、という話はあると思いますが、僕にとってカメラは写真を撮る道具で、それ以上でもそれ以下でもない。古いカメラを愛玩する趣味もない。

うーん、5万歩くらい譲っていうと、オグラさん、こんど銀塩カメラを持って、旅に出ていただけませんか。目的地はどこでもいいですよ。ギャラは、そうだなあ、一千万円でどうですか、ってオファーがあったら、イヤイヤながら、使うかな。だけどお察しの通り、僕にそんなオファーが来るのは4億年くらい先のことだと思われ。笑

こんどの土日、八千代市の村上を流れる新川と、それけら勝田台でお祭りがあるんですよね。そこでたぶん、塾の教え子、元教え子の方々といっぱい会えると思うので、もしよければ、写真を撮らせてもらおうかと思う。そしてその写真は、なんらかの方法で、彼らに届くようにしたい。というか、する。

むかし、小泉今日子が、紅茶じゃなくちゃダメなんだ

って名文句を吐いてたけど、

あたしにいわせれば、銀塩じゃダメなの。なぜかというと、あたしにとって写真とは、ほぼコミュニケーションの道具だから。自分と世界との距離を測る、巻き尺みたいなもんかな。

いいこというな、オレ…

(x x)☆\バキッ

写真屋を切った。二日以内??

去年から仕事をするようになった写真屋があるんだけど、今日を最後に仕事を受けないことにした。理由はいろいろあるんだけど、ひとことでいうと、外注カメラマンを大事にしてないのが透けて見えるってとこかな。納品は「2日以内」っていうんだけど、それって撮影の翌々日まで、ってことだよね?と思って、そうしてきたけど、念のため、と思って聞いたら、何があっても「撮影の翌日までに」納品せよ、だとさ。そのくせ、ギガファイル便とかで送るときは、保存期間を14日以上にしろってシャラっと言ってて、なんだそのダブルスタンダードは、と笑ってしまった。
あとは、前にも書いたと思うけど、撮影が客というか相手の学校の都合でなくなるのはよくあることだから、そのこと自体は仕方がないと思って理解してる。問題は撮影がなくなってもすぐに連絡してこないこと。こちらで日程確認のメールを送ったら、あ、その日は撮影はなくなりましたとか平気で言う。まぢで死ねと思うゎ。こういうところに、その写真屋が外注カメラマンをどういう存在としてみてるかが如実に出るのだよ。百歩譲って、写真屋の側に立って考えてみると、繁忙期はすごくバタバタしてて、撮影の予定がどんどん入ってきて、天候にも左右されるし、向こうの都合でも頻繁に、撮影の予定がなくなったり延期されたりする。だから、仕事を頼んでいたカメラマンについうっかり撮影がなくなったことを連絡するのを忘れてしまうことも、たまにはある。ってことなんだろうけど、逆の立場になってみたら、われわれフリーのカメラマンが、どんなに忙しくてバタバタしてても、一度受けた仕事の日取りを忘れて撮影に行かなかったり、ほかの仕事を入れてしまったりしたら、どうなると思う? あっという間に信頼を失って仕事なんか来なくなるぜ。どうしてそれが、仕事を出す側だと許されるのだ? 許されると思っているとしたら、まぢで死んだほうがマシさ〜 by トシちゃん
たぶん、これだけ仕事を恵んでやって、カネもいっぱい払ってやってるんだから、多少のことは目をつぶれよ、我慢しろよ、って思ってる。間違いなく。写真屋に雇われてる会社員の方々はそのことに無自覚だけど、われわれ虐げられる側の人間は、痛いほどそのことを感じるのだよ。クツの裏の凸凹や砂利の感触までも。
他にもあるんだけど、これ以上は書かない。フリーを長く続けてると、あ、なんかここはアカンぽいな、というのはわかるようになってくる。まあ、まさに野性の勘てヤツ。そらそーだよ、フリーて現代における野良猫だからね。ヤバそうなヤツからは一目散に逃げるに限る。
今日は埼玉・蕨の小学校の50周年の記念式典だったんだけど、風船を空に飛ばしたんだよね。もちろん土に戻る風船。で、子どもたちが昇降口から教室に戻るときに、あ、カメラマンさんだ、って声をかけてくれる。そこで、どうして風船を飛ばしたか、わかる?って聞くと、みんな、わかんない、って。
みんなの将来が、天空に空高く舞い上がるようにって願いを込めて、だよ、っていうと、そうなの?って。そうに決まってるじゃん、ってダメ押ししておいた。誰か先生が意義を話してくれたらいいのにな。
まあ、いいや。しばらく小学生の集合写真を撮る機会はないかもしれないけど、そのうちまた、別のカタチで撮ることもあるでしょう。
さらば!
追記。
撮影した画像の納品の締め切りが撮影翌日っていうのもアレなんだけど、何年も、あるいは何十年も「2日以内」という意味を取りづらい、あるいは誤解を生みやすい言い方でやり続けてきた、その姿勢にこそ、僕は嫌気がさしてたんだと思うんだよね。穿ち過ぎかもしれないけど「撮影の翌日まで」っていうよりも「2日以内」っていったほうが、なんかハードルが低いように感じさせるような。そんなことまで考えて、「2日以内」という言い方を続けてきたのだとしたら、犯罪的とすら、思う。あと、言い方ね。昨日、責任者?の男が電話してきて、2日以内というのは翌日ということだ、と言い、申し渡した以上はいまからそれでやれ、ほかのカメラマンはみんなそれでやってる。できないのであれば今後の仕事の発注は考えなければいけない、みたいな脅し文句をアレするから、上等じゃん、てなるわけで。
まあ、同じ結論にしかならないけど、会社の体質ってそうそう変わるもんじゃないし、こらアカンと思ったらすたこらさっさと逃げ出すしかない。それがフリーの唯一ともいえる特権なんだよ。森のクマさんのお嬢さんになった気分。笑
「わら」って打つと蕨の文字が変換候補に出てきて、しばらくは昨日の楽しかった撮影を思い出すんだろうな。蕨

日にちの間違いw

さっき茂原から帰ってきた。笑
ミニバスの撮影で茂原の小学校に行ったら、7時半に、まだ門が開いてなくて。まだ早いのかな、と思ったけど、イヤな予感がして、もうひとつの会場の茂原市民体育館のホームページを確認したら、ミニバスは明日と明後日のようで。すぐに写真屋さんのおにいさんに電話。「私のミスです」と。ギャラの半額とガソリン代でまとまった。

まあ、この仕事をしてると、この手のトラブル?ってごくたまにある。とくに個人でやってるような小さな写真屋さんの場合は。まあ、たまに大手の写真屋さんでも、担当者が日程を勘違いしてて、ってことがあったけど。その担当者はすぐに違う部署に行ってしまいましたとさ。ギャラは全額支給してもらったので誰も不満はない。笑

それはそうと、率直に謝罪してくれたのもあって、不思議と腹は立たなかったな。そう、この写真屋のお兄さん、こないだもここに書いた、人使いが荒い例の方ですが、不思議と憎めない。人間的に、どこか愛嬌があるというか。

これが、こないだ関係を絶った空撮系の写真屋とかだと、たぶんめちゃめちゃ激怒して、電話でガンガン文句言ってるんだろうな。いや、そうでもないかな。最近オグラさんも気が長くなって仏のオグさんっていわれてるもんな。もうすぐ死んじゃうんじゃないかって。笑

いやけど、昨日までの長距離移動でヘトヘトだったので、今日の撮影が飛んでホッとしてる。明日明後日は画像整理にあててるので、今日は体を休めます。朝からイオンで冷凍のシーフードミックスと、あとオレンジ色の元気が出る液体を買ってきた。しかも2本も。サクッと飲んで、また寝て、夜は某飲み友だちの石渡さんと某あじよしで密議の予定。全然某じゃない。笑

高速道路を700km

しかし、昨日と今日で高速道路を700kmくらい走ったと思うんだけど、高速の運転って、ホント意味ないと思うんだよね、ずっと前から思ってるんだけど。意味ないというのは言い過ぎだけど、なかなかシンドイ。だって、信号はないし、歩行者が飛び出してきたりしないから、ホント早く自動運転を実現させてほしいよね。

昨日は自宅から外環道を行き、練馬で同僚のカメラマンを拾い、関越道で新潟まで行ったけど、彼がまたやたら無口で、運転してて退屈で眠いのなんのって。高速道路って道も単調だし、景色も単調だし、広告や看板があるわけじゃないし、つまり刺激がイヨーに少なすぎて、眠くなる。ネットで調べたら、そういう研究結果が出てるんだってね。高速道路の長距離の運転で眠くならないための工夫って、もっとされてしかるべきなんじゃないのかなあ。ドライバーの側の自己管理もアレだと思うけど。そういえば、よく考えたら、よく乗せてもらう先輩カメラマンの方は、いつもAMラジオをずっとつけてて。つまんない話してるなあと思って聴いてたけど、あれはたぶん、ドライバーさんの眠気防止のためなんだ! きょう気がついた。音楽よりもおしゃべりのほうが刺激になるもんな。

そう考えたら、落語とかいいかもね。できれば初めて聴くヤツがいいかも。映画もいいかもしれないけど、映像がないほうがいいかもね。

まぢで死ぬかと思った

まぢで今日は死ぬかと思った。埼玉の荒川の河原で小学生の野球大会。4フィールド×4試合、計32チーム。最初は見本写真を送るために住所や名前を記入していただく用紙をすべてのチームに配布して回収せよ、試合のスナップも撮れる範囲で撮れ、という指令だったのだが、昨日の夕方メールが届いた段階でヤバそうな気配がしてゴネたら住所の用紙は15チームに減り。あとのチームは過去のデータがあるから、と。だったら最初からそうしてくれよとちょっと思った。まあ、最新のデータじゃないと見本写真がちゃんと届かないかも、というのはもちろんわかるのだが。

予定通りに8時半に行ったら、1試合目のチームはすでに練習してて。思わず写真屋の代表に電話して、集合写真はいつ撮るんですか、って聞いたら、練習を中断して撮らせてもらえ、とのことで。あたしはあんたみたいに図々しくないから、そんなお願いはできないよ、と思いつつも、各チームに頼んでみたら、奇跡的に1チームだけ、試合前に撮影に応じてくださった。残りの7チームは試合後。4つのフィールドをぐるぐる回って、すでに集まりつつある2試合目のチームに声をかけて集合写真を撮り。どこの試合が先に終わるか、ハラハラしつつ。

当たり前のことだけど、室内のバスケやバレーと違って、野球のフィールドは広い! 広すぎる!

24-120とSB-910をつけたD810を首からさげ、ひたすら集合写真の撮れるチームを求めてさまよい歩く。この90kg超の超おデブなカラダを引きずりながら。

あ、そうそう、例の死ぬほど面倒くさい住所を記入してもらう用紙、最初は配布して記入してもらってたんだけど、いただいたパンフレットにいまどきめずらしく各チームのスタッフ数名の住所と名前と電話番号が記載されていることに気づき! 涙が出るほど嬉しかった。

というわけで、あとはプリントアウトしてきたチームの一覧表に撮影済みの印をつけながら、ひたすら撮ってないチームに声をかけまくる。

けどね、昔はなかなか撮れないとすぐにイライラしたもんだけど、いまはそんなこともまったくないわけで。どんなことを言われてもニコニコして、はい、わかりました、ありがとうございます、と心の底からの笑顔で応じる自分がいる。俺も成長したなあ。だってさ、商売で写真を撮らせていただいてるのはこっちの勝手な都合なのであって、選手たちやスタッフの方々には撮影に応じる義務なんて、これっぽっちもないわけで。向こうがどんなことを言ってきても、こちらとしては、ただひたすらそれに応じるしかないわけで。しかない、というか、応じさせていただくのみで。だってこっちがお願いしてる立場だし。まあ、こんな当たり前のことに気づくのに51年も人生を浪費してしまったオグラさんてバカね、とお思いでしょうけど、これからは頑張りますよ。

というか、今日は本部のおじさまたちに恵んでもらったアクエリアスも含め、自販機で買ったポカリスエットとか、たぶん合計4L以上は水分が僕の体内を駆け巡っていった。まぢで暑くて少し歩くとバテバテで、ホントに熱中症で死ぬかと思った。

あ、そうそう、1試合目の途中でまぢでキツくて「このままだと死ぬ」と身の危険を感じ、撮影を途中で抛擲して帰ろうと思った。写真屋の代表に電話して泣き言を言うと、試合のスナップは撮らなくていいから集合写真だけはお願いします、と言われ、次の電話では、疲れたらクルマで休んでてもらっていいですから、とかも言われた。いつ試合が終わるかわかんないから、さすがにクルマには戻らなかったけどね。それに、ここだけの話、最初から試合のスナップを撮るつもりは、これっぽっちもなかったよ。笑
32チームの集合写真を撮るだけでギャラ分の仕事はしてると思われ。まあ、いまどき少年スポーツの大会の集合写真がどれだけ売れて儲かるのか、さっぱりわかんないけどね。横でお母さんも撮ってるし。笑

3試合目のあとに2チーム撮って、4試合目の終わるのを待って最後の1チームを撮り。でコンプリート。まあ死ぬほど暑かったし、日差しも死ぬほど強かったので、写りのほうはあんまり自信がありませんが。笑

そか、クリップオンのストロボを強めに焚くからと我々は逆光で集合写真を撮ることが多いけど、スマホとかだと逆光だと潰れちゃうんだよね。別に意地悪してるわけじゃないけども。

そんな感じ。えー、この写真屋さんの真夏の野外の撮影は危険すぎるので、次からは辞退することにしようと心の底から思ったひと夏の経験。笑

しかし、まぢであたしの人生、いままででいちばん死に近づいた実感があったよ。脳梗塞か心筋梗塞か熱中症か、その合併症で倒れて死んでも何もおかしくない、そんな気がしたひと夏の経験。笑