当社の撮影がなかったら、他社の撮影を許可する

いやー、神奈川のほうの写真屋さんに面接に行き、研修撮影も終えて、仕上がりOKをもらって、契約書が届いたので、住所と名前を書いて印鑑を押し、念のため、と思って内容を読んでみたら、こんな一節が。

土日、もし他社から仕事が入りそうになったら、当社に問い合わせるべし。当社の撮影がなかったら、他社の撮影を許可する

だとさ。倒れそうになった。というか、実際に卒倒したさー

こりゃあかんゎ。どんだけギャラがよくても(いや、少なくとも最初はそんなによくないんだけどww)、僕は自由を愛してフリーのカメラマンをやってるのに、なんだこの条文。奴隷かよ。束縛したいんだったら、社員として雇えばいいじゃん。この条文が文字どおり厳密に実行されなきゃいけないのだったら、契約は白紙だわ。武士は食わねど高楊枝。ちょっと違うかw

まあけど、そんなところ。

フリーのよさは、仕事をしたくないところとは、仕事をしなくても済むところ。上司に命令とかされないしね。

人間は犬に食われるほど自由だ、という藤原新也の言葉を、ここで反芻してみる。意味もなく誰かに傅くなら犬に食われるほうがまだマシだね。

あの条文はどういう意味ですか?ってLINEで聞いたら、不明な点があったら電話ください、っていうので、電話した。話してみたけど、完全に平行線。向こうはWin-Winの関係っていうけど、ここまで従属的な契約を受け入れて、われわれのメリットって何? そこまでして仕事はしたくないね。だいいち、「許可する」ってなに? 何様のつもりなんだ。1か月50万か100万、保証するっていうんだったら魂売ることも考えるけど、あまりにもバランス悪いと思われ。だからいつも求人サイトで募集してるんだろうな。たぶんカメラマンが定着しないんだろう。アレじゃあ、ダメだわ。ワンマンすぎる。いつになったら気づくのだろう。。

 

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