チャレンジャー

旧い友人で、チャレンジャーがいる。

彼はものすごく読書家で、僕の何倍も本を読み、その感想をmixiに寄せてくれてる。けど、どうも、感動した!とか素晴らしい、オススメ!というのは少なくて、どっちかというと酷評とよべるモノがほとんどで。星ひとつとか。

最近も、アニメ映画を観たらしく、やはりそれも酷評。なんでわざわざ、つまんなさそうな(自分がつまんないと思うであろう)映画を選んで観るのか、オレにはちーともわからん。

僕がひとつの映画を観るときは、ネットで予告編を見て、ひとの評判をいくつか読んで、そのうえで、これは間違いない!っていうものだけ、劇場に足を運ぶけどなあ。

そのうえで、自分が、これはおもしろいに違いない!って思ったモノで、いまひとつだったときは、あ~あ、オレの選美眼も、そのていどだったか、うくくぅぅ(←声にならないうめき)と静かにひとり反省するけどなー。

観た映画をつまんなかったと批評するにしても、どこがどうつまんなかったか、それを書かないと、他人に対して有益な情報には、ならんでしょ。

ま、ひとはみな、表現者だから、人の表現を批判するということは、自分の表現も、その何倍も、批判にさらされなければならない、ということで。

そういう意味では彼がこれからガシガシ仕上げるであろう出版物の出来を、決して批判的にではなく、温かい眼で、見守ろうと思う。

さすがに、発売直後に定価の半額でAmazonで売られちゃうような本は決して作らないだろう。そんなのだいいち、飲み友だちの俺が許さん。(笑)

CONTAXのいた頃。

僕はむかし、CONTAXのカメラが好きだった。
なんだか、のんびりしてて。

最初に買ったのが、167MT。その後、中古で159MMを購入し。さらに、137MD(だったかな?)を追加した。

167MTと159MMは、めちゃめちゃ好きだった。159MMのほうは、モードラもあわせて買ったんだけど、モードラをつけるととたんに精悍な顔だちに変貌するのも、めっちゃ気に入ってた。

何年か前に、デジカメの仕事をするようになって、どちらもドナドナ、しちゃったけどねー。あれ、違うか。167MTのほうは、当時の編集部の後輩の女性にあげちゃった気がする。よくおぼえてないけど。159MMは、ヤフオクで売り飛ばしたのかな。わかんない。もしかしたら西新宿の中古カメラ屋だったかもしれない。

本日、ニコンD3が発表され、めちゃめちゃめでたい!
それと同時に思うのは、フルサイズを使うには、そんなに重くないとダメですか、ということ。

僕個人の興味関心で言わせてもらうと、べつに撮像素子がフルサイズじゃないと死んでしまう、とかいうことはない。ただ、メガネをかけてる関係上、光学ファインダーの倍率がめちゃめちゃ低いのは、どうにかしてほしい。ファインダーの倍率というか、ファインダーを覗いたときの、視界率というか。視界の周辺、半分以上がまっくらなのは、ちとつらい。昔いった歌舞伎町の覗き小屋を、つい思い出してしまい。(爆) なつかしいなぁ、ピンキー。まだあるのかな。(笑) そんなことはどうでもいいのだが。

APS-Cでいいから、あと、多少、像がぼやけててもいいから、ファインダーの視界率を、アップしてほしい! K10D次機種に望むことは、とにかく軽く、あとは、いま書いたようなことかな。(とほいめ)

雑誌の終わり、とか。

むかし、雑誌がだんだんと死んでいく現場に立ち会ったことがある。
編集部員として。

いまはなき、インターネットマガジン、という雑誌。

いまだったらさすがに時効で、書いてもいいと思うんだけど、何年か前に、アッキー事件というのがあった。知らない人も、もはや、多いと思うけど。

ひらたくいうと、ビデオデッキについてのクレームをなんべんも寄せた客(クレーマーと呼ばれちゃうような)のアッキーに対して、某大手電機メーカーのクレーマー処理担当のこわーいおじさんが、すごい勢いで怒鳴りつけて、その一部始終がアッキーによって録音され、ネットで公開されちゃった、という……。

1999年くらいだったかなぁ。98年かなぁ。

インターネットマガジンは、インターネットの総合誌を標榜していたのに、このアッキー事件については、完全に、黙殺。
それを傍目に見ていて、ああ、この雑誌、もはや脳死状態だわ、と思いましたことですよ。

その後、編集長は早期退職制度を利用してさっさと逃亡。副編を務めていた男も、どこかへ転職して、消えてしまった。

そこで学んだこと。

雑誌には寿命がある。そのうち、死ぬ。
で、その予兆、前兆というのは、必ずある。
かならず。

ダイエットagain

岡田斗司夫さんの著書『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)がAmazonで和書ベスト1に輝いたのを記念して、日記をば。

読んでないけど、趣旨には全面的に賛成。

病気とか、体質とかでどうしても、っていう人は違うと思うけど、日本人の太ってる人って、たぶんほとんどがストレス、だと思う。

つい食べちゃう、ってやつ。

自分がそうだから(そうだったから)、よくわかる。
仕事で疲れて、通勤で疲れて、人間関係で疲れて、あとは食べるしかないじゃん。食べることが、究極の癒し、というか。(笑)

まあけど、編集者っぽい感想を述べさせていただくと、編集者は企画が命。タイトルが命。そのあたりで新潮新書、勝利を収めてるかな。

そうやって考えると、日本のそのへんの雑誌とかの現場には、あんまりたくさん、優秀な編集者って、いないのかもしれないね。どなたか、カメラマンさん(だったか?)にいわれたことがあるんだけど、外国(アメリカとか?)で編集者、editorっていったら、それこそ一人前の「編集家」(っていう日本語はないけど)を差すっていわれたことがある。

で、editorにならない、editorを名乗れない人たちは、単なるeditorial staffなんだって。

あなたはeditorですか? それとも、editorial staffですか。

これは雑誌や書籍の狭義の編集に限った話じゃない。

ジンセイゼンパンノハナシだよん♪

D300予約

しました。取材先から携帯で錦糸町ヨドバシに電話して。(笑)

こないだハノイで仕事をしたときに、D200の不満はファインダーの視野率が100%じゃないことだけだ~って思っていたので、すごくD300はうれしいですね~。

早くいま作ってる本を完成させなきゃ。こっちはこっちで愛情をたくさん注いでいいものを作る。それもまた当然のこと。

いまあるすべてのカメラメーカーよ、がんばれ!ひとりでも多くのユーザーが、地球の上に棲む生きとし生けるものの美しさに打ち震え、一枚でも多くいい写真を撮らんことを。

うみのくるしみ

対義語は山の苦しみ、ではない。

編集で何がいちばん大変かというと、ご存じの方はご存じだと思いますが、ラフを割る作業がいちばん大変。要するに、どんな内容を、どれだけのページを使って展開するか、ということ。

その上位には、本全体の内容分布?を決める「台割」というのを作る作業があるのですが、台割を作るよりも、あるいみ、ラフを描く(ラフを割る)ことのほうが、あるいみ神経を使う。神は細部に宿る、っていうでしょ。ひとつひとつの記事の内容をどう煮詰めていくか、1ページにどれだけの内容を盛り込むか、そこに編集者の仕事の大部分があると思ったりもする。

なのですっごい疲れる。本というのは紙媒体で、見開きページを基本としてるので、その形式の制限をものすごくきつく受ける。ウェブだと、そんなに厳密じゃないでしょ。いくらでも1ページを長くできるじゃない。本だとそうはいかない。まあ形式美、様式美、ということで、決められてる制限を利用して、というか、逆手にとって、というか、まあ則って、粛々とページを埋めていくしか、ないのですが。

空っぽのお弁当箱を前にして、静かにたたずむお母さんのような心境かな。

あー、でも先ほど1時間ほど悩み、1D MarkIII本のカナメになる2つの記事のラフをざっくりとイメージすることができたから、あとはそれを具体化し、キレイに清書し、お願いするカメラマンさんにFAXでお送りすればOK。

まあそこからがまたひとしごとなんだけどなあ。(笑)

つかれたー。
まあでも、ひとつ峠は越えた気分。まだまだ先は長いですけどね。

プアマンズEF24mm F1.4L

というわけで、自主的に一日お盆休みをとって、家でぼーっとしておりました。と、ふと思い立って西新宿のmapcameraへゴー! 夕方の4時ごろかな。

目的はもちろん、プアマンズEF24mm F1.4Lとの誉れも高い(?)シグマの24mm F1.8 DGをGetすること。EF24mm F1.4Lは中古でも14万円とかしちゃうので、いまの僕には絶対に買えませんが、シグマの24mm F1.8 DGの場合、中古だと3万5千円くらいで買えるので、うんとお財布に優しいわけで。

APS-Cのカメラを使ってると、単焦点レンズをつけても、焦点倍率が1.5倍とかで、つまりはレンズの外周は半分くらい使ってないことになる。 24mmレンズを着けてるのに36mmの画角にしかならない。そのことにすごくストレスが溜まる。ズームだとまだいいの。所詮ズームだからね。単焦点だからこそ、画角と焦点距離の数字を一致させたいところ。APS-Hだと1.3倍だから、多少は単焦点レンズを使っても、まあなんとか許せるかな、という感じで。

2002年の9月、ハノイの中秋節を撮りまくったとき、メインレンズは20mm F2.8だった。その印象が強いから、あのくらいの画角になるレンズは、ということで考えて、本日24mmレンズをGetしたというわけ。今年もハノイの中秋の名月は、眺められそうに、ないけどねー。

まあそれは仕方がない。仕事があるからね。

なにが書きたいかというと、やっぱり単焦点レンズはいいわ。ズーム環なんて、余計なもんがついてないし。値段のわりに明るいし。キレがいいし。マニュアルフォーカスで撮ろうかな、っていう気にさせてくれる。

ホントはフルサイズだともっといいんだろうけど、フルサイズのカメラは高いからなぁ。(笑) まああんまり贅沢をいって浪費ばかりしてると、永遠にハノイに住めなくなっちゃうからね。贅沢は敵だ、と自分に言い聞かせる。そんな今日このごろ。(^^)v

あ、でも、シグマの24mm F1.8 DGの話に戻るけど、単なる負け惜しみに聞こえるかもしれないけど、マニュアルフォーカスの操作性は、けっしてEF24mmに負けてない。ピントリングの幅もしっかり取ってあるし、ヘリコイドの動きもとってもなめらか~。EF24mm F1.4Lのほうは、USMだから、なんかMFの動きが人工的というか、いまひとつしっくりこないのだな。まあこれも贅沢な話で、欲を言えばというところなんだけどね。

クランプラーの6ミリオンダラーに1D MarkIIIとEF28mm F2.8、そして本日購入したSIGMA 24mm F1.8 DGを放り込み、毎日仕事に行こうと思う。そうそう、今日mapcameraで買った24mm F1.8 DGにはフードがなぜかついてなかったから、すぐ近所のヨドバシ・カメラ館で、純正のフードを買った。こんなマイナーなレンズのフードなんて在庫あるかなぁ、って思ってたけど、店員のおじさん、段ボール箱のなかをさがしてくれて、しばらくして、ありましたよ!って。なんか一緒に喜んでくれてるのが分かって、すごくうれしかったな。

シグマのレンズの棚で、すごく気になる小冊子を発見! なんだか2006年のブログ大賞(写真部門)を受賞された方がシグマのレンズをいっぱい使ってるみたいで、その作品を冊子にまとめてる。うしろにはちゃんとした写真集まで。講談社から出てるんだ。うわ、ぜんぜん知らなかったよー。

この人にも、ぜひぜひ、「身近な人をすてきに撮る」ムックに、ぜひ登場していただこうと思う。

東芝のgigabeatくん、いまスピッツのロビンソンを、鳴らしてます。いい音。(^^)v


たまたま部屋に転がってたダイドーのマンゴーオレンジの缶と。
ああ、sinh tổ xoải(マンゴーシェイク)が飲みたい~。

最終日

旧市街のルォンバンカン通り33番地にあるユースホテルでは、あれ以来、無線LANの調子が最悪で、まったく繋がりませんでした。

looking for mixi.jp…

といったまま、Netscapeは止まってしまい。最後には、ネットの調子、悪いんじゃな~い?管理者かISP(プロバイダ)に問い合わせてね、はぁと、っていう画面が出て、止まり。

仕方がないのでオフラインでも楽しめる麻雀ゲームを暇なときはやってました。麻雀というものを久しぶりにやったのですが、なんだかコツを掴めた気がします。あとは人の捨て牌をどう読むか、ですね。これがいちばん難しいのでしょうが。

というわけで、名残惜しいユースホテルをチェックアウトして、旧市街をあとにして、スケッチ編集部までタクシーでやってきました。いつも優しいY さんが、氷の入ったコーラを出してくれました。涙が出そうにうれしかったです。日本の「おかき」までくださいました。なつかしい日本の味がしました。今日帰るのですが。

というわけで、夜中の飛行機で日本に帰ります。

こんどハノイに来れるのは、いつのことでしょう。

あるていどまとめて日本でガッツリ仕事をしたい気分かも。
プライベートもがっつり充実させたい気分かも。(笑)

最後の晩餐は、キノコ鍋の予定。飛行機のなかで笑いが止まらなくなったら、キャビンアテンダントのおねえさんは優しく介抱してくれるでしょうか。それとも荷物室に押し込まれちゃいますでしょうか。

そんなことはどうでもいいのですが。

つかれましたー。体力と精神力、どちらももっともっと、つけなければ、と思いました。その第一歩として、ダイエット生活を再開、しなければ。帰国後一発目の体重計が、楽しみです。

だらだら書いてても仕方がないので、いったん閉じます。
また書きます。(笑)

ハノイ曇天なり

今朝は早起きしてトビラ用のカットを撮りに出かけようと思っていたのだが、本日はハノイ曇天なり。残念。午後からよくなるか、午後もダメなら、明日にかけるか。

泣いても笑っても、小倉のハノイ滞在は明日まで。明日の昼前にホテルを引き払って、いったん荷物ごと編集部に移動して、写真の整理やテキスト書きにいそしむ。

飛行機は何時だっけ。夜中かな。日本の朝に着くんだったから。

ひさびさの日本での日曜日は、なにして過ごそう。
体内時計を日本のモードに、切り替えないと。
月曜日からは怒濤のムック月間。ふー。

次にハノイの月を眺められるのは、いつになるのかなあ。

どうしてこんなにこの街に惹かれるんだろう。

あと二日。

あっという間にハノイ滞在も、残すところあと二日になってしまった。

まだやらなければいけないことがたくさん残っているのに。

うーん。個人的なことでいえば、旧市街の通りの名を、
死ぬほど覚えた。

勝手な外野の感想を言わせてもらうと、バイクとかこのまま
わがまま放題にしていけば、なし崩し的に旧市街という概念は
崩壊していくことだろう。経済発展にともなって、再開発の
波が押し寄せ。

多少、生活者が不便になっても、バイクの乗り入れを制限するとか、
なんらかの強制措置によって、観光地、歴史遺産としての価値を
残す方向に進むのか、否か。

それはハノイ市民が決めることなのだろう。
この世に永遠に残るものなんてあり得ないし。

僕はただ、これからもハノイを訪れるたびに、
旧市街の交差点にふっとたたずんで、左へ曲がるか、右へ行くか
つかの間の感傷に浸りつづけるだけ。