自宅二階の仕事部屋で机に向かう。うんと大きな、木でできた机。
今年の春？に幕張の家具屋で購入した……。
この机、すごく好き。いっしょに買った椅子に座って、この机につき、ナナオの19インチ液晶モニターに向かうと、なんでもこい！どんな仕事でもバリバリ片付けてやる、っていう気になる。
今日は、先日撮影した合唱団のビデオデータをパソコンに移動して、DVDに焼く作業。それから、D40ムック用に、昨日撮ってきた写真（RAW データ）をNikonCaptureに食わせて、ページのレイアウトを漠然と考える……。PictureProjectのページも、まだ真っ白なだけに……。
BGMはiPod 30GをAmazonで買ったJBLの小型卓上スピーカーにつないで。いまはたまたまB’sの「いつかのメリークリスマス」。この曲、たぶんマイミクのG さんとかに歌わせたら、すごく上手いんだろうけど、前に彼と飲んだとき、彼、男だけでカラオケに行ったってつまらん、という名文句を残したので、たぶん彼とカラオケに行くことは（そして彼の「いつかのメリークリスマス」を聴くことは）僕の人生ではなかろうと思われ。
なんで一カ月も前のデータをいまごろコピーしてるかっていうと、明日、ひさびさにビデオカメラが活躍の場を与えられ。正月のイベントで、若者が歌を歌うっていうから、ビデオを回してくれと依頼がきたわけで。
それで、撮りっぱなしにしてた、先月の合唱団のミニコンサートの動画データを、ようやく、パソコンに落とそうと思ったわけで。ほら、撮影中になにかトラブルがあったら、HDDって簡単にデータが飛んでしまうわけで。
考えてみたら、いまの人類ってHDDがいつ飛ぶかどうかというくらいのヒヤヒヤした状況のなかで、そんな状況ばっかりに囲まれて、この地球のうえで、暮らしていると思われ。それがいいとか悪いとかじゃあなく、それはそれとして、自覚して、へんに怯えることなく、生きてけばいいんじゃないか、そう思う。
なにが書きたいのか、よくわからなくなったが、そう、人にはすべからく、原点が必要であると。僕にとってのひとつの原点は、地政学的な意味で言うと、この茶色の木の机で。この大きな机とJBLのスピーカーと、ナナオの19インチの液晶さえあれば、どんな仕事でも、やっつけられるんじゃないかと、いま思う。
来年は、じゃなくて、今年は、だけど、めちゃくちゃ仕事をするつもり。脳みそから悪い汁が垂れてきたとしても。
人生には勝負の時っていうのが、あると思う。
いまがそのとき。