11月30日(日) ホイアン(ベトナム)

ホイアンにおります。朝イチ、バスに乗り込んで、ダナンを経て、ここホイアンに
お昼過ぎに着きました。旅行会社の勧めるホテルにそのまま投宿し、一息ついてから
街に出ました。ホテルのすぐとなりのKINGという名の小さなレストランで、
ビアラウエ?を飲みました。2本。トラのイラストがラベルに載ってるので、きっと
ラウエ?というのは、ベトナム語でトラという意味なのかも知れません。ということは
タイガービールと提携してたりするのかな? そのわりに、味はいまひとつのような……。(^^;

なんかですね、ふと思ったのですが、ビアラオに似てる気がするんですよ。緯度が同じくらいで
気候が近いと、ビールの味もおのずと似てくるもんなのでしょうか。今後の研究課題です。それも
とても大きな。(笑)

なんの話でしたっけ。そうそう、ビアラオ。違う、街歩き。

ホイアンは聞いていたとおり、とてもこじんまりとした街です。でも15世紀とかには
ここに日本人町があり、1000人ほどの日本人が住んでいたとか。ちょっと想像も
つきません。どんな仕事についていたのでしょうか。貿易で訪れる日本人相手の宿屋を
開いていたり、船が航行するための必要物資を提供したり、あるいは貿易業そのものを
営んでいたり、きっとさまざまな職種の方々が、いらっしゃったのでしょう。

でも、なぜホイアンがそのころの海上交易の拠点となったのでしょう。もともと、
天然の良港ということで、そういう素質があったのかな。ほかの港町でも、よさそうな
ものなのに。もっともっと勉強したいですね。ベトナムの歴史についても。

写真を撮る人間としては、ホイアンはなかなか手ごわい街といえるかもしれません。
雰囲気のある街並みが続いているので、景色のほうに写真を撮らされてしまうというか。
おかげで僕は今日いい写真、1枚も撮れませんでした。いや、そんなこともないかな。
明日また頑張ります。(笑) でも、わかんないですけど、いい写真って、1日に1枚
撮れれば、けっこう御の字だったりしますね。私のペースだと。どんなに頑張っても、
午前と午後、あるいは午後と夕方とか2回に分けて、合計4時間が精一杯ですね。
旅に出てからよく思うのですが、たぶん私、軍隊とかに行ったら、真っ先にへたばる
タイプだと思います。それはそれとして。

なんでしたっけ。そうそう、ホイアン。

でも、写真を撮りながら、ずいぶんいろんなことを、街から教わってますよ。
ホイアンに限らず。露出はプログラムAE+露出補正よりは、最初からマニュアル露出の
ほうが効率いいかも、とか、ホワイトバランスの数値入力は使える、というか、プリセットじゃ
物足りない。数値入力、使えるのはいいけど、もっと操作性をよくしてほしい、できれば、
メニューから外に出してほしい、とか。あとなんだろ。暗いところだと絞りが開放近くに
どうしてもなっちゃうけど、絞り込まないと写真として成立しない場合が、けっこう多い
とかとか。横木さんがおっしゃっていましたが、デジタルになって、アマチュアも自分で
いろいろ試せるようになった、フィルム代を考えずに。これは本当に画期的なことなんだ
って。その言葉を最近身に染みて感じるようになってます。

ホイアンには、あと1日か2日いて、もう少し写真を撮って、そしてニャチャンへ
移りましょうか。明日から、もう12月なんですね。すごいなぁ。

11月29日(土) フエ(ベトナム)

いま、土曜日の午後10時すぎです。
フエ最後の夜です。って、2泊しかしていませんが。(笑)

今日は午前中、旧市街へ写真を撮りに行って、雨に降られ、午後2時くらいにホテルに戻り、
それからずっとホテルで、写真の整理やメールの送信を、してました。

午前中、博物館へ、行ってきました。王宮の東側にある、その博物館、庭にベトナム戦争当時
使われた、解放戦線の地対空ミサイル?と、米軍の戦車が、展示してあります。
米兵の戦車、よくぞこんなどでかいモンを、太平洋を渡って、このベトナムの地まで持ってきたな
と率直に驚きました。それに対して、解放戦線側が使っていた、ミサイルの移動発射台の、
ちゃっちいこと。

そんなことを考えながら庭を歩いてたら、ベトナムの女の子ふたりが、声を掛けてきました。
あまりに突然のことだったのでビックリしたのですが、日本人ですか?って最初に聞かれたのかな。
いくつめかの質問で、今日はヒマ?って片方の女の子が聞くので、この二人組、あるいは職業女性
なのかも、オレを夜の街を連れていき、身ぐるみ剥ぐつもりでは……、と必要以上に警戒して
しまいました。(笑)

あとから聞いたら、片方のおねえさんは地元の新聞社に勤めていて、もう片方のおねえさんは
医学生なんですって。やはり私がどこからみても知性たっぷりな風貌で歩いているので、声を
掛けてこられるのも、知性にあふれる方々なのですね。(笑)

それはそれとして。

しばらくいろいろ彼女たちと話したあと、あ、結婚してるんですか?とか、おいくつ?とか
聞かれた。あと、日本ではどんな仕事をしてるの?って。

35だよ。結婚してないよ。って答えたら、どうして結婚してないの?って聞くのね。

どうしてだろうね。こっちが聞きたいくらいだよ、って。

二人ともすごくキュートで、これは写真を撮らないわけにはいかない、と思って
もってた10Dで、何枚か激写。

ホントは職業カメラマンとしては、そのへんにある戦車にまたがってもらったり、
いろいろポーズを取ってもらって、写真を撮るべきなのかもしれませんが、僕は、そういうの
非常に苦手なので、二人で並んでもらって、ただパシャパシャ撮りました。

住所を教えてよ、って言われたので、メールアドレスを教えました。

メールアドレス持ってる?って聞いたら、年長の、新聞社に勤めてる彼女のほうが
アドレスを持っているということでしたので、紙に書いてもらいました。

メールアドレスと、実際の住所と、彼女は両方書いてくれた。

メールアドレス、@以降がなかったので、ん???と思ったのですが、きっとvnnかfpt
だと思ったので、深く聞かずに、そのままにしておきました。

ホテルに帰ってきてから、彼女にメールを出してみました。
そしたら、vnnでもfptでも、メールが返ってきてしまいます。
HotMailでも、ダメでした。1秒もしないうちに、サーバーから、こんな名前の
ユーザーはいないよっ!!って、メッセージが。

そしてYahoo.comに出してみたんです。そしたら、リターンメッセージがなく。
を、Yahooで正解かな。なるほど、と思いつつ、全然ありえないような文字の羅列の
架空のメールアドレスに宛てて、ダミーメールを出してみました。そしたら、Yahooの
メールサーバーからも、こんなヤツはいないというメッセージがたちどころに届き。

ああ、僕のメールは間違いなく彼女のもとへ届いたのだなぁ、と、
ホッとしました。

けど、昨日のうちにホイアンに向かっていたら、今日出会った二人のキュートなおねえさんたちとの
邂逅は、なかったわけです。そうやって考えると、私の人生、ずいぶん危ない橋を渡っているなぁ、
と思わないこともないのですが、それ以上に、偶然に出会う幸せ、みたいなもんを、かみしめて
いました。

こないだ小林秀雄さんの言葉を引用しましたが、出会いというのはすべからく必然。でも、
すべからく偶然を装っている。さだまさしさんの歌にも、そんな一節があったような気がします。

必要であれば、またフエに来て、彼女たちに会うこともあるでしょう。
まぁ、人生長いですから。

彼女たちの写真も、日本に帰ってからでも、アップしますゆえ。

旅が長いと、日本語が恋しくて。知り合いのホームページとかをマメにチェックするのですが
なかなか更新されてないことが多くて。

まぁ、それはそれとして。

明日は6時に起きて、荷物をまとめて、ホイアンに向けて出発します。

その昔、日本人町があったという、グエン朝時代の貿易港だった街。

楽しみです。2~3泊は、できると思います。

そのあとはワインの産地、ダラット。そしていよいよサイゴンに向かいます。

健康状態は、すこぶる階調。いまさっきも、ホテルの近所のインド料理屋で、チキンカレーと
メシと、ナンを食ってきました。赤ワインとビールを飲みながら。それで60000ドンですから
500円以下ですよね。

ホントは晩飯を抜けば、ダイエットもさらに進んだのでしょうけど、でも、
無理はいけませんもんね。

タイガースの矢野アキヒロ捕手を取り上げた番組が、NHKの国際衛星で
やってました。5月のシェムリアップでもそうでしたが、海外に出たときのほうが
熱心にテレビを見てたりして。(笑) いや、でも、とても示唆的な番組でした。
自分の、つい先日までの会社員(編集者)としての生活を、重ね合わせたりして。

なんだかそろそろ、仕事がしたくなってきましたね。あの、活きのいい食材を
どれだけ威勢よくさばけるか、うまい料理として、客に早く出せるか。あの、
編集者という仕事の醍醐味を、なんとなく、思い出してきました。

来年は働きますよ。今年以上に。社員だったとき以上に。
もちろん、休むときはしっかり休みますよ。それが、自分のため、ひいては
みんなのためですから。

書いてないこと、まだいっぱいあります。
歩いてると思い出すことも、ホテルに帰ってくると、忘れちゃうんですよね。

きょう、おねえさんとアドレスの交換をしながら思ったのですが、やっぱり
帳面(ノート)、必要ですね。ホイアン名産の大学ノートを明日、Getする
ことに、いたしましょう。

では、おやすみなさい。

11月29日(土) フエ(ベトナム)

私は知らなかったのですが、いまベトナムの中部は雨期なんだそうです。
そうなんですか。知らなかった。雨期って、地域によって、時期が違うんですね。

いま朝の8時半前。NHKの衛星で、73歳の日本人女性ジャズピアニストを紹介する
番組を見てました。自分にとってジャズが本当に必要か。ジャズにとって自分が必要か。
それを厳しく問い続けた人生であったと。とても示唆的なプログラムでした。

いま僕はひとつの選択を迫られています。今日、フエをあとにして、
ホイアンに向かうか。あるいは、明日の朝のバスで行くか。

今日もどんよりとした曇り。写真の成果はあまり期待できないと思われ。

旅に倦むということ、あるんですね。いま出発してから、そろそろ3週間。
旅に倦んできました。長いですね、これだけの時間、ほとんど人と話さず、
自分のなかでだけ、対話を続けていれば、だんだんイヤになってきます。

あ、でも、日本を離れて、あらためて日本のよさが分かるというか、日本に戻ったとき
日本の被写体への、あらたな興味が湧いてくる、そんな気がしてなりません。もしかして
そのことが、旅に出た、いちばん大きな報酬なのかも、しれません。

たぶん今日一日、旧市街を歩いたり、インド料理を食ったり、またビールをたしなんだり
しながら、過ごすことになると思います。明日、日曜日の午後には、ホイアンに移動して
いられるわけですから。写真家のFさんのいちばんのお気に入りの街、どんなふうに、
迎えてくれるでしょうか。

11月28日(金) フエ(ベトナム)

ベトナムの古都、フエに着きました。

フエといえば、日本の皆様には、森永チョコボールのテレビCMが撮影された地として
記憶に新しいのではないでしょうか。

とんねるずが王宮貴族のかっこをして踊りまくるCMを、僕も
昨日のことのように覚えています。

そんなことは本当にどうでもいいのですが。

フエの、僕の今いるホテル、ホントに居心地いいです! ハノイのファンタイの20倍くらいは
いいですね。場所は、フエのファングーラオといわれる、小さな路地のいちばん奥、左側です。
難点は、フロントの人たちが、日本語上手すぎることでしょうか。なんだか、旅先では極力、
ひとと日本語で話したくない、と思うのは、僕だけかしら?(笑)

まぁ、それはそれとして。

明日の朝、ホイアンに向けて出発しようかと思っていましたが、明後日の朝に変更することに
しました。それほど、居心地がいいです。ここ。たまった洗濯物も洗って、ゆっくり乾かすことに
いたしましょう。

さっきまで、王宮跡を見に行ってました。フエに着いたのが9時、ホテルには10時前に辿り着き
ましたが、部屋が空くまで時間が掛かる、ということで、荷物を預けて、旧市街へ向かいました。
フォーン川にかかるチャンティエン橋を渡って。この橋、非常に怖いです。真ん中がクルマ&バイク
自転車の通る道になっていて、その両側に歩行者用の通路があります。でもすごく細くて、いまにも
川にすいこまれそうです。

王宮跡に着いて、入り口で55000ドン(400円くらい?)を払って、中に入りました。
広いです。すごくすごく。模型を見てみると、この空間に、びっしりと建物が建てられていたとか。
ハノイで読んだ日本語の雑誌に、阮(グエン)王朝の、なんとかっていう殿様には、お妃が500人?
だか、いたとか。うらやましいですね。そのお妃たちは、どのへんの建物に住んでいたのでしょうか。

残された建物は、ほんのわずかです。ほかの建物はどうしちゃったのかな?と思ったのですが、
よく考えたら、戦争で徹底的に破壊された、とか。いうまでもないことですけど、ホント戦争って
愚かですよね。いうまでもないことですけど。勝手に人の国にやってきて、爆弾を落としていくなよな、
ったく。

なんの話でしたっけ。あ、そうそう。王宮跡に佇んで、ベトナムの古き王朝におもいをはせていた、
というところまで、お話ししましたね。

いきなりですが、王って、どうやったらなれるんでしょうか? たとえば、僕がいま、王様になるとしたら
まず最初に、なにから始めるべきでしょう? 鼻の整形? OS開発? あるいは自分ちの地面を掘るとか?
どれも大変そうなので、やめておきます。お妃、500人もいらないし。ひとりでいいや。とってもすてきな
女の子がひとりいたら、その娘を死ぬまで愛し続けますわ。(照)

なんの話でしたっけ。そうそう、フエのビールは、HUDA。なんか、ハノイのハリダに、ちょっと
ノリが似てますよね。フエって、FUEじゃなくて、綴り、HUE、なんですよね。

あ、そうそう。書こうと思ってたんだけど、フエの女の子たちって、なんかねぇ、顔だちが、
ちょっとだけ、ラオスの娘たちに、似てる気がする。近いから、そんなふうに見えるのかな。
あ、でも、似てると思う。なんか、ちょっと丸顔で、それが、クメールっぽい丸顔でね、で、
いなかっぽいっていうか、へんに洗練されてない、のんびりしてる、尖ってない、そんな感じ。
だれか同意してくれないかな。いますぐは、無理か。(笑)

フエから、ビエンチャン行きのバスが、出てるんですよ。
でも、ベトナムビザをおじゃんにしてまで、ビエンチャンに戻ったって
始まらないですよね。多分、死ぬまでに僕は、ビエンチャンにあと10回は、
いや10回以上は、行くことになると思いますから。ラオスの首都ですからね。
非常に、重要です。ある意味、インドシナの要、ともいえるかもしれません。

なんの話でしたっけ。そうだ、洗剤がもう、切れてるんですよね。
買ってこないと。旅に出ると、自分の汚した洋服は自分で洗わないといけないので
けっこうたいへん。でも、そうやって自分のことを自分ですることで、ふだん母ちゃんに
どれだけ仕事を押しつけてるか、っていうことが身に染みて分かるので、それはそれで、
いいかな、と思ってる。えらいでしょ? えらくないか。(笑) ふつうだよね。

今日のこのあとの予定ですけど、3時半頃、いや4時頃かな、ホテルを出て、フォーン川に
かかる、もうひとつの橋、フースアン橋へ、撮影に出かけるつもりです。ちょうど夕方、
夕陽に照らされながら、大勢の人たちが帰路に着く、そのくらいの時間。

あ、ハノイではほとんど見かけなかったアオザイを、ここフエでは、ちょくちょく見かけます。
学生さんの制服として。でも、秋なので、ちょっと冷えるんでしょう、みんな上に何か、
羽織ってるんですよ。どう思います? 白いアオザイの上に、なにか羽織るなんて、かなり
背信行為ですよね。何に対する背信行為かは、この際おいておいて。

すこし休みます。昨日から今日にかけての、画像の整理も、まだ終わってないので。

いま夜です。8時半。NHKの衛星放送で10時のニュースを見ながら
書いてます。

昨日の7時にハノイを出て、夜行バスで今朝の9時にフエに着いたのですが、
うとうとしてる以外の時間は、ずっと窓の外を、ベトナムの景色を見てました。
この国が永久に平和でありますように。この国の人たちが、自分の生まれてきた使命を
存分に発揮して、最高の人生を歩めるように、って。

今朝、国道1号線を行きながら、道沿いの家々を、見てました。
ところどころ「徳」と書かれた看板のようなものを、見かけました。

たぶんこれは、この家には徳さんという名の男性が住んでいる、ということの表明ではなく、
徳を大切にしよう、という気持ちの表れではないかと思います。

考えてみると、この「徳」、簡単なようで、持つのはとても、難しいですよね。
まぁ、でも、難しいからこそ、あえて一文字、掲げているわけでもあるわけで。

ほら、健全な肉体に健全な精神が宿る、っていう言葉、ホントは、願望。

健全な肉体に健全な精神が宿ればいいんだけどな、

っていうのがホントなんですよね。

現代社会の、国際問題をみても、よくわかりますよね。

ほら、世界でいまいちばん強い国、「徳」なんかこれっぽっちも、備えてないでしょ。(笑)

あの国が、ほんの少しでも、徳というものを備えていれば、世界はもっともっと
住みやすくなるような気がしますが。どんなもんでしょ。

以前、人生の師匠が、こんなことを教えてくれました。

ある韓国の政治家が、こういうことをおっしゃったそうです。

私は我が国が、世界でいちばん強い国になることは望まない。
我が国が、世界でいちばん美しい国になることを望む。

って。すごいですよね。

明日は午前中、旧市街の博物館や街を歩いて、午後からは今日のリベンジで
橋の上に再度立ち、夕陽に照らされた人たちの写真を、たくさん撮る予定です。
今日は、その頃、曇って、ちょっと写真になりづらかったんです。

そうして、明後日の朝、いよいよホイアンに向けて、出発します。

11月27日(木) ハノイ(ベトナム)

ハノイ最後の朝。
いま7時8分。朝焼けの街を6Fの部屋から撮ろうと思って5時半に目覚ましをかけたのだが、
今日もどんよりとした曇り空。

なんか今日も寝つかれなかったな。ベッドが合わないのかもしれないけど。

今日もちょっと写真を撮りに出かけるほかは、ホテルでだらだらすごそうと思います。

体調は完全復活。すごいね、人間の体って。ちょっと試しに、試運転をしてみようかと
思っています。え? あ、もちろん肝臓の試運転。(x x)☆\バキッ

写真家のFさんが、冬のハノイは写真が撮れない!っておっしゃっていたような気が
しますが、ホントにそうですね。太陽の光が、ホントに、なかなか、現れてくれない。

あ、おいしい。一口めがいちばんおいしいですよね。(^^)
肝臓に届くまでに、どのくらいの量が必要なんだろうか。

まぁ、それはそれとして。

今日、ひとつ書こうと思っていたこと。Joiとはまったく関係ないのですが、
いや、すこしは関係あるかもしれませんが、なんでわたしが会社を辞めようと思ったか、
そのひとつのキッカケについて、書こうと思います。

あるとき、上司と会社のそばを歩いていて、えっとたしか、帰宅の途中だったと思いますが
上司がこんなことを言うんですね。

おまえは前の編集部を追われてきたんだから、この会社で出世するのは絶対に無理だぞ。

具体的な言葉は違っていたと思いますが、まぁ、こんなニュアンスのことを。

そのとき、僕は思いました。へぇ、なるほど、そうなんだ。

僕は良くも悪くも世間知らずというか、人はみんな善人だと思って生きてるんです。
見ればわかると思いますが。(笑) だから、簡単に人を信じるし、すぐに相手の
近く、ふところのなかに飛び込んでいってしまう。それが一部の人には、ウケがいいし
大部分の人には、ナニコノヒト?って、警戒される。あるいは不思議がられる。
自分でも分かってはいるんですけどね。でも、人間って、自分の性癖を、そうそう簡単に
変えられないですよね。まぁ、持ち味ということで、広角レンズをつけて、被写体に
ぐぐっと寄っていくことでしか、自分を活かせない男ということでお許しを。(笑)

なんの話でしたっけ。そうそう。
その上司の話をきいて、分かったんですね。

ああ、なるほど。そういうことか。

別に僕は会社で出世したいとか、エラクなりたいとかは、これっぽっちも
思わないんですね。ただ、エラクなることと、給料があがることは、サラリーマン社会においては
ほぼ同義ですから、エラクなれないということは、今後も給料が上がる見込みはない、という
ことで。それは困る。あんまり書くと、アレがアレなんで、アレですけど、会社を辞める直前、
僕が貰っていた給料、その少なくとも1.5倍は、仕事をしていたつもりなんですけどね。
質量ともに。とくに、質かな。でもそれが、前の編集部でゴタゴタがあったから、という理由で
アレがアレだとしたら、ソレはアレですよね。

って、何を書いてるのか、さっぱり分かりませんが。
ハノイの曇り空が、きっと悪いんですよ。きっとね。

あ、この会社でこのあとどんなに頑張っても、給料あがんないんだ。
それは、ちょっと、やってられないや。

そう思いました。

僕もサパ近郊の村々に暮らす少数民族の方々と同様、21世紀の地球、市場経済に身を置いている
都合上、どんなに頑張っても給料が上がらないというのは、困るんですね。ソ連の公務員じゃある
まいし、悪平等よりも、実力に応じた賃金配分というのが、この世の正しい姿だと思うので。

なんの話でしたっけ。

あ、でも、このJoi -Journey of Indochina、に出かけたい、っていう
思いも、すごくすごく強くて。この時期しか、考えられなかったんですね。2003年の年末、
11月9日の翌日の11月10日、出発。それを考えて、冷静に逆算しましたよ。どのくらい
前から計画してたかなぁ。3、4か月は、なんつーか、手ぐすね引く、っていう感じですか。

まぁ、いいや。

何を書きたかったんでしたっけ。

あ、そうそう。会社組織というものの冷徹さ、かな。冷徹っていうのは、貶し言葉に
なってないよね。冷酷さ、だとダメだけど。(笑) 怜悧さ、っていうのは、僕に対する
言葉かな。(笑) まぁ、それはそれとして。

ビールはいいですね。たぶん、ビールをどれだけ大量に飲んでも、死ぬほど吐いたりは
すること、ないと思います。ビールは、いいですね。分量を間違える心配、ないですもんね。

あ、そうだ。ひとついい話を思い出した。

アンアンだかノンノだか、むかし、読者ヌードモデル募集、ってやったの知ってますか?
そうだなぁ、15年くらい前になるのかな。篠山紀信さんが写真を撮るっていうことで、
読者から、ヌードになってくれる女の子を募集して。

その号、僕はなぜか所有しているのですが、篠山さんのエッセイのようなものが
たしか掲載されていて。作家の中上健次さんが、ちょうど亡くなった直後のことで。

中上さん、なんで死んじゃったんだろうね。生きていれば若い女の子のおっぱいを
こうやって、たくさん拝むこともできたのに。

ああすごくよくわかるなあ、と思った。いまふと思ったけど、ああすごくよくわかるなあ、
と思って、ずっと覚えておけることがたくさんある人生って、けっこういいかも。(笑)

とりあえず思うことは、って、いきなり話、飛びますが、
僕もどういうわけか、フリーランス?の仲間入りをしてしまったわけです。
とくに望んだつもりはありませんが。なので、このjagabata、小倉雄一オフィシャルページ
として、若干の作り替えが必要かな、と。

具体的にはまだ考えてませんが、profileを若干手直ししたり、
あとは、リンク集を、もういちど作り直したり、あとなんだろ、文章も、
独りよがりなのはやめましょうね。仕事の能力を疑われるので。(笑)

写真も、ちゃんと、載せましょうね。Joi、毎日。できれば。

いやぁ、ホテルからのインターネット接続だと、1分いくらの世界でしょ。
それが辛くて。たぶん、一泊200ドルくらいのホテルなら、ADSLとかも
きてるんだろうけど。ここハノイでも。でも、いま泊まってるファンタイホテルが
1泊15ドルだから、185ドルをインターネットに払う計算になるわけで。(笑)
日本だったら、光が引けるよね。(笑)

ハノイの晩秋にも、ほんの少し、光が引きたい気分。

11月26日(水) ハノイ(ベトナム)

いま夕方の5時前です。
昨日は飲み過ぎました。今朝、死ぬほど吐きました。死ぬかと思いました。
写真も撮らんと昼間っから飲んだくれてる罰だと思いました。

旅の目的を、忘れかけていたように思います。
なじんだハノイにいる、ということも、甘えのもとだったように思います。
すみません。

明日、夕方、フエに向けて出発します。グェン朝の都が置かれていた、ベトナムの奈良とも
呼べる場所。どんな人たちが待っているんでしょうか。

ビールを飲まなくても、アルコールが入っていなくても、写真を撮れるように
しないといけないですね。自分で自分を鼓舞して。大丈夫、きっとできると思います。

あ、そうそう。今日ね、すごいことがあったんですよ。
ホアンキエム湖のほとりに、体重計屋さんがいたんです。
体重計屋さんって、体重をはかって、お金を取る商売。2000ドンでした。
どうしようかな、と思ったのですが、はかってもらうことにしたんですね。
サンダルを脱いで、体重計に乗って、針がぐぅ~ん、って動くのを、固唾を
飲んで、じっと見てました。そして針がピタリと止まり。なんと、5kgも体重が減っているでは、
あ~りませんか!! 驚きました。いや、もしかして、0kgの設定が、ズレて
いるに違いない、と思って、体重計を降りて、0kgに針が戻るのを見てましたが
きっかり0kgを指してました。まぁ、体重計が壊れている可能性も否定はできない
のですが、でも、5kg減ったのかも、と思うほうが、自然のような気がします。

それにしても、2週間で5kgですよ、奥さん! へたな病院ダイエットより
ずっと効率いいですよ。お金も全然かかってないし。旅に出ると、刺激が多いので
食欲を満たすことで本能を満足させたいという気持ちが、相対的に減るんですね。
あとちょうど1か月。この調子で行くと、あと10kg減らすことも、不可能では
ないのではないかと思います。それって、すごくな~い?(笑)

あと10kg減ったら、75kgだよ! あ、書いちゃった。(笑)
いいんだけども。

そうそう。体重を量る直前、前から行こうと思っていた、タマリンドカフェで
メシを食ったんですよ。メシを食ったすぐあとに体重計にのったにもかかわらず、
マイナス5kgって、かなりすごいよねぇ。

っつーか、痩せるの当然だよ。だって、食べてないもん。さっきも書いたけど
メシを食いたいという欲求が、それほど湧いてこないのですよ。いいことだね。
日本で、いかに大量にメシを喰らっているか、ということが分かりますね。
ストレス解消とばかりに、何か食ってる、っていう部分が大きいですからね。
いかんいかん。ここで75kgとかがもし実現したら、ぜったいに増やさないように
しようと思う。なにしろ、フットワークにモロに影響するとこだからねぇ。太ってると
とにかく歩きたくなくなる。体が重くて。路上写真家の方々って、皆さん細いです
もんねぇ。やっぱり、写真を撮るのって肉体労働なんだよね。うん、そうだ。

全然違う話、していいですか?
最近、水道の蛇口って、ワンハンドル式のが、増えてるじゃないですか。
左にひねるとお湯が出て、右にひねると水。上にあげるとたくさん水が出る、っていう
作りの。あれって、たぶん、誰かが発明して、特許とかも取ってると思うんだ。で、
みんな彼(or彼女)、もしくはその会社にお金を払って、使わせてもらってる。

むかしは、っていまもあるけど、お湯と水の蛇口が別になってて、その両方の
開き具合で、温度を調整してたじゃん。あの昔の方式に比べて、最近増えてる
このワンハンドル式って、すごくスマートだし、すごく機能的だと思うんだよね。

これってなんだろう、って考えてみたんだけど、きっとこういう言い方が
合ってるんじゃないか、って。

世の中の段差をなくすこと

そう。きっと僕らは、世の中の、さまざまな段差をなくすために、この世に
生まれてきたんだ。どこかの彼が、あのワンハンドルの、すごく使いやすい
水道の蛇口を発明したように、僕らもきっと、自分が生きてるあいだに、
なにか、世の中をずっと住みやすくする工夫を思いつけるんじゃないかって。
もちろんそれが発明とか特許とかっていうふうに、世の中から公に認められ
なくても、ほんの小さなコトかもしれないけど、家族とか、友人とか、会社の
人たちとか、あるいは地域のみんなとか、そういう一定の範囲の人たちのために、
役に立つような、ナニカをきっと見つけられる。そうやって人類は
進化していくんだと思う。

いまハノイは夕方の5時過ぎ。ベトナム歌謡?が大きな音で鳴り響いてる。
街のどこかの店で鳴らしてるんだろうか。それとも、防災千代田みたいなもんか?
あ、止まった。うーん、時間も5時だし、やはり防災ハノイだったか。(笑)

まぁ、それはそれとして。

こんな言い方は、いかにも、おこがましいかもしれないけど、
僕が写真を撮っているのだって、さっき書いた、世の中の段差をなくすこと、
に連なる作業だと思ってる。少なくとも自分では、そう信じてる。

有休消化でインドシナに1か月半も旅行に行って、いい身分だな、と
みんな思ってるかもしれないけど、写真は僕にとって趣味じゃないよ。
戦いだよ。誤解を恐れずにいうと。

さっきも書いたけど、酒、ビール、あんまり飲むの、やめようと思います。
それを昨日たっぷり飲んだ、ベトナムの焼酎が、教えてくれたんだと思います。
断酒っていうわけじゃないけど、まぁ、寝る前に缶ビール1本とか、それくらいに
しようと思ってます。っつーか、しばらくアルコールの匂いは、嗅ぎたくありません。

それほどキツかった。

そうそう。ウキウキ気分で行ったタマリンドカフェですが、玉子丼を頼んだのですが
あんまり僕の口には、合いませんでした。味がね、甘くないのよ。しょっぱいの。
変でしょ?(笑) たしかに日本には、美味いモノがなんでもありますね。
不思議な国ですよね。なんつーか、人々の欲望をとことん追求して、それでもって
自分たちの首を絞めてるというか、かえって住みづらくしてしまっているというか、
うーん、うまく言えません。ほどほど、っていうことが、忘れられてしまった、
そんな社会のように、僕の目からは見えますね。とくに東京圏に住んでいると。

昨日だか今日だか、北の国からの、純がガールフレンドを妊娠させてしまう
回のストーリーを、思い出してました。河口で会ったイケてるおねえさんの
影響でしょうか。(笑)

タマ子っていう名前だったと思います。ユウキナエ演じる、鹿児島出身の女の子。
妊娠して、中絶して、純と別れる最後の場面で、彼女、こんなことを言ってました。

あたし東京を卒業するの。

いまなんとなく彼女の気持ちが分かるような気がします。
そして、彼女にそう言わせた、脚本家・倉本さんの気持ちが。

明日はフエに向かって出発します。

フエではフエの風が吹く。どんな風でしょう、はたして。

11月25日(火) ハノイ(ベトナム)

25日の朝です。もちろんハノイ。ファンタイホテルの5Fです。
屋根裏ともいいます。(x x)☆\バキッ

今日のハノイは曇りです。よく考えると、冬のハノイって、なんだか福岡に
似ていますね。福岡も、九州ですが、べつに年中暑いというわけではありません。
冬は日本海側気候のつねで、毎日のように、どんより曇っています。
それがなんか、似てるかな、と。

昨日の列車では、タイガービールを3本も飲んでしまいました。
出発してから1時間たったころに、1本目を購入し、あっという間に飲んでしまったら、
横で見てたアメリカの青年、この列車、ハノイまであと8時間くらいかかるんだよ。
タイガービール、あと8本必要だね、って言ってました。(笑)

今日はどうしましょう。
すこし遠出をして、西湖のほうへ、行ってみようと思っているのですが。
ホーチミン廟の改修工事は、終わったんでしたっけ。

11月24日(月) ハノイ(ベトナム)

先ほど、午後8時すぎ、ハノイに到着しました。ハノイ駅の東口?に出て、広い道路でタクシーを拾って
旧市街、適当なところで降ろしてもらって、ファンタイホテルまで、辿り着きました。

このホテルは、去年の9月にも泊まった、由緒正しき(笑)ホテルなのです。
なんか、ネオンとか付いて、立派になってた。内装も若干グレードアップした気が……。
今回もいちばん上の階、5Fです。でも、2Fというのがフロントの上の食堂のさらに上
ですから、日本風にいうと、ここは6F。ちょっと階段を上るのが、息切れますが……。

いちばん安い部屋は、何ドル?って聞いて、おねえさんが、15ドル、って答えるので、
それは何階かしら? って聞くと、5階だよ。って。
あ、去年もそこ泊まった、でも、去年は10ドルだったよ、っていうと、
あ、いまはハイシーズンだから、って。どこがハイシーズンなんだ……。(^^;

でも、ようやく、ハノイに来れました。素直にうれしいです。泣けてきます。
苦節2週間。(笑) なんだか、我が家に帰ってきたような、開放感です。

ハノイの街は、今日もたくさんのバイクが、爆走していました。シーゲームが近いせいか、
街中に電飾が施され、クリスマスの銀座かと思ってしまいました。

2日ほどで、フエに移動しようと思っていましたが、すでに居心地のよさをかみしめているせいか、
4、5日いてもいいかもなぁ、なんて思いはじめています。

まぁでも、いいとこ3日でしょうね、いられるのは。
今回は、ハノイ以外の、行ったことのない街に行くのが、大目的ですから。

明日は何時に起きましょうか。けっこう、難しい問題だったりします。
あ、でも、まぁ、遅くとも9時には起きましょう。

日本にいるときには、考えられないですよね。昨日が5時半、今日が6時半、
明日はお寝坊さんで9時。うーん、これを日本で実践できれば、人生変わる気がします。(笑)

今日は前述したとおり、6時半に起きて、ホテルを7時半に出ました。10時20分、
ラオカイ発ハノイ行きの列車に乗るために。

ハノイへの列車では、アメリカのバックパッカーの青年と、席がとなりになりました。
テキサス州のダラスからサンフランシスコを経てエアチャイナで北京へ。モンゴルに行ったあと
中国を縦断?し、昆明からサパに来たみたいです。このあと、ベトナムを縦断して、カンボジア、
ラオス、タイ、そしてヨーロッパを旅してまわるとか。

最終的にはイタリアに行って、仕事を探すそうです。

27歳。いままでは何してたの?って聞いたら、大学を出たあと
モザンビークの高校で、物理を教えていたそうです。3年間。
ピース・コープっていう、アメリカのボランティア団体から派遣されて、
行っていたとか。

モザンビークという名前はもちろん知っていましたが、場所がすぐに思い浮かびませんでした。
アフリカの真ん中らへんだっけ?って聞いたら、いやいや、南アフリカの右上だよ、って。
ああ、マダガスカルの、すぐそばだね。

そんなこんなで、ハノイの夜は更けていっております。(笑)

11月24日(月) ラオカイ(ベトナム)

ラオカイの駅まで来ました。いま朝の9時10分。列車の出発時刻は10時20分ですから、
1時間前の9時20分には、改札が開くと思われ。

今朝は6時30分に起床して、荷物をまとめ、慌てて、宿をあとにしました。
先に少数民族の村のトレッキングの分と一緒に、2泊分の宿泊費を払っておいたのですが
それが今朝フロントにいた人たちに、伝わっておらず。取っておいたレシートを見せて、納得
してもらいました。ロイヤルホテル・サパ、いいホテルだと思うのですが、若干、フロント
業務が、ザルのところがありますね。だからって、イヤになるとか、そういうことはないの
ですが。ただ、次にSapaに来るときは、ロイヤルホテルに泊まるかどうかは、可能性、
半々だと思います。別のホテルの雰囲気も、知りたいと思いますし。

それと、急いで宿をあとにしたら、パスポートを忘れたことに気づきました。
クルマで、目抜き通りを200mくらい上がったあたりで。パスポートを忘れた
自分のダメさ加減よりも、その場所で、パスポートを忘れたことに気づいた自分を
褒めてあげたい気分です。でも、どうして思い出せたのでしょう。きっと、ふだんの
朝夕の祈りが、功を奏したのですね。そうとしか、思えません。

最悪、ハノイに着いてから、パスポートをサパに忘れたことを思い出したのならば、
また列車で片道10時間かけて、サパまで取りに来なければなりませんでした。そう
考えると、助かった、守られた、という思いを強くします。

なぜか、サパまでは、部屋に電話がなく、街中をインターネットカフェを求めてうろつく、
という状況が続いていましたが、ハノイ以降は、そうしたことはないようにしたいなぁ、と
切に思います。やはり、ウェブメールは、非常にタルいです。回線が十分に太ければ、
なんとか使い物になるのでしょうが、このサパのような、細い細い回線に(たぶん)、
いくつものクライアントがぶら下がっているような場所では、So-netのウェブメール、
CGIの反応も、まったくもって頼りなく。3回に1回くらいは、エラーが出てしまうような状況で。

でも、そうですよね。ベトナム北部の山のなかから、たぶんハノイを経由して、
いくんでしょうか。東シナ海の海中に敷設された光ファイバーを、ほかのアジアの人たちの
リクエストとごっちゃになって、遠く日本の東京のサーバーまで、データを届けに、いくん
ですから。まともに、正しいページが表示されるだけでも、奇跡だと思うべきなのでしょうね。

でも、インターネットの仕組みって、知れば知るほど、よくぞ、まぁ、このようなシンプルな
仕組みで、世界中の膨大なデータを、間違いなく、目的地まで届けることができてるなぁ、と
感動したくなりますよね。徹底した分散型処理。自分の与えられた仕事を、それぞれが
きっちり完璧にこなせば、世の中は万事うまく回っていく。なんだか、人間自体の社会の
今後のあり方を示唆しているようでもありますよね。

なんの話でしたっけ。あ、そうそう、インターネットね。
やはり自分の部屋から、思う存分に、wsftpやBecky、Netscapeを
使って、インターネットにアクセス、したいですもんね。ハノイでは、何がなんでも、
電話のある部屋に泊まることにします。

そんなに気合いを入れるほどの条件じゃあ、ないような気もするのですが……。(笑)

11月23日(日) サパ(ベトナム)

日曜日の夜です。
今日は、朝5時半に起きて、バックハーまで出かけてきました。
疲れた~。

聞きしにまさる、バックハーの日曜市場。すごかったです。ホントに。
花モン族、っていう少数民族の女性たちが、ここでは完全に主役です。
なんというか、うまくいえないのですが、全身カラフル。赤やピンクや黄色や
青や、緑……。それが普段着だ、っていうんですから、もうビックリです。

写真、たくさん撮りましたよ。彼女たちが、市場で買い物をしてるところ。
まだチェックしてないですが、いい写真、あるといいな。

でも、バックハーも、やっぱり観光地なんですよね。カメラを向けられることに、
彼女たち、慣れてる、というか、うんざりしてる。それは彼女たちの対応で、すぐ
わかります。

まぁ、いいや。この件については、継続審議?ということで。

そうだ。市場の、一段低くなった広場では、牛や馬、豚なんかを売り買いしていました。
犬も。

売られていく犬が、麻袋に入れられようとしているところを、見ました。
その犬は、きっと、自分の身に迫った、なにかしらの異変に、気づいたのでしょう。
すごい勢いで、袋に入れられるのに抵抗し。でも、まわりの人間たちは、ニヤニヤしながら
無駄な抵抗、とばかり、犬をなんとか袋に押し込めようとします。もちろん、結局はあっさりと
犬は袋に入れられ、ジ・エンド。そのあとのことは、僕には分かりません。

前から何度も書いているように、日本の子どもたち、いや、大人もですが、自分たちが口にして
いる食肉、どのようにして、「製造」されているか、そのことをまったく考えなくなってしまって
います。たまには、牛や豚や鶏が、どのように、食肉にされるのか、その過程を自分の目で見る
必要があるように思います。本当は、自分が食べる肉は、動物は、自分で息の根を止めるのが、
本当は、理想なんでしょうけど。

最近、日本の学校で、ニワトリやウサギが虐殺されるっていう事件、よく聞くじゃないですか。

人間には、他者を殺したいという欲求が、絶対にある。それがもし正当化されるとしたら、
それは、自分のイノチを長らえるために、やむをえず、他者の肉を食らう、そのときだけじゃ
ないかと思います。だから、小学校の家畜小屋で、ニワトリを殺す若者は、自分で喰う豚や
牛を、自分で殺して、自分で解体してみれば、いいんだと思う。それを何回か経験すれば、
きっと、ウサギやニワトリを殺したいなんて、思わないんじゃないかな。

なんでバックハーに行って、深刻な話をしてるんでしょうか。

いま夕方の6時23分。
日曜日のサパは、観光客がいちばん少ないようで、ひっそりとしています。
今日もこの街は、深い霧に包まれています。

僕はこれから日課となったインターネットカフェ参りと、レストランでのビア三昧と
いこうと思っています。

明日の朝、僕もサパの街をたちます。一路、ハノイに向かって。

今回は、ハノイには長居をするつもりはありません。
先はまだ長い。フエ、ダナン、ホイアン、ニャチャン、ファンティエット、ムイネー、
ダラット、サイゴン、ミトー、カントー、チャウドック、プノンペン、シェムリアップ、
アランヤプラテート……。

旅を始めてから、ちょうど2週間がたちました。長かったような気もしますし、あっという間
だったという気もします。

今日、そうだ、ラオカイの、中国国境を、見てきましたよ。みんな、川岸のあたりで
中国の河口をバックに記念写真を撮っていましたが、僕はあっちから来たのに……、と
ひとりで思ってました。なんだか不思議な感じがしました。

中国へも、またきっと来るんでしょうね。
河口の街に宿泊するかどうかは、別にして。(笑)

今日も6時間ほどバスに揺られて、くたびれました。
写真を撮るのだって、そこそこエネルギー、要りますし。(笑)

いや、でも、今日、10DとD60を一緒に使ってみて、D60って
こんなにピントが合うの遅かったのか、と愕然としましたね。シーンに応じて、
同じレンズを両方のボディに着けてみたんですけど、なんつーか、ゴチャゴチャした
市場のなかでスナップを撮るには、使い物にならないくらい、AFおそくて。
びっくりしました。10Dの上位機種、そろそろ出るって言われてますけど、早く
出ないですかねぇ。800万画素、1.3倍?、実売価格は30万円前後。とか。
すぐに買うことはできないでしょうけど、でもきっとそのうち、必要になって購入
することになるでしょうね。楽しみだなぁ。

次の撮影旅行へは、24-85mmは、たぶん持ってこないと思います。
24mm、50mm、85mm、この3本かな。70-200も、落選。たぶん。
あ、今回持って来れなかった20mmと、ぜんぜん使ってあげてないシグマの50mmは
持ってきてあげられるかもしれませんね。うんうん。けっきょく、単焦点ばっかりに
なってしまいますね。(笑)

やっぱり、明るいレンズが好きなんですね。それと、単焦点の潔さ。
F2.8通しの大口径ズームだって、F1.4の単焦点に比べたら、2絞りも
開放F値が、違うんですよ。これはある意味、決定的な差だと思う。ISO感度を
上げればいいじゃん、デジタルなんだから、っていう考え方も、あるとは思いますが、
でも、レンズが明るいってことは、AFもそれだけ速くなるし、ファインダーの見え方も
ぜんぜん違うし、あと、もちろん、ボケ味だって、比べモノにならないですしね。

けっこう、いい写真って、光がそんなに多くないときに、撮れたりするもんじゃ
ないですか。いや、日中のドピーカンには名作が撮れないという、そういう訳では
ないですけどね。

なんだか、日曜日のサパは、ひっそりしてて、いいですね。
土曜日にラオカイからバックハーに入って、宿泊し、市場の取材を昼過ぎまでして、
そのあと、日曜日の夕方にサパ入りする、っていうのが、けっこういいスケジュールかも
しれませんね。静かな日曜日のサパ、いいですよ。

なんの話でしたっけ。あ、そうそう。次に買うレンズの話ですね。違うって?(笑)
35mm F1.4Lですね。決まりです。っつーか、あとはこれくらいしか必要なくない?
あ、100mmか135mmがあってもいいなぁ。(x x)☆\バキッ
100mmかな。いや、85mmがあるんだから、やっぱり135mmでしょう。
う~ん、今回、70-200と、迷ったんだよなぁ。しくしく。。

なんの話でしたっけ。そうそう。
身支度をして、インターネットカフェに出かけましょうか。
日記をいっぱい書いても、どうせ今日はアップできないんだから。(笑)