2001年1月

日記

●平成十三年

・1月1日(月)

さっきまで、チャップリンの「独裁者」のビデオ、見てた。

すげえ。すげえとしか言いようがない。

こんな映画もあるんだ。

かなり、アッケにとられてる、かも。

私、じつはチャップリンの映画って、多分、ほとんど見るの、初めてだと思われ。

断片的に、無声映画とか、見たことあったかなぁ、という程度。

「ライムライト」すら、見たことないもん。

また言い訳になるんだけど、DVDプレイヤーを2、3日前に買ったのね。
あ、昨日かな。津田沼のエキゾチックタウンで。パイオニアの安いやつ。

で、DVDのソフトが、なにか、欲しいなぁ、と思って、いろいろ見てたら、
チャップリンの全集?が16,000円とかで売ってて。うわ、欲しいっす~
とか思ったけど、借金漬けの私には、とても手の出る金額ではなく。(^^;

けど、欲しいなぁ、いつかは買おうなぁ、買ったら、寝る間を惜しんで、
毎日一本ずつ、見るんだろうなぁ、とか、思ってて。

で、結局レンタルも含め、見たいDVDソフトは見つからず、最終的には
いつものレンタルビデオ屋で、「独裁者」を借りてきたわけ。この作品を
選んだのは、決定版、という感じではない、一番最初のチャップリンとしては
このあたりがいいかもな、という読み。

その読みは……、どうだろ。当たってたかな。第二次大戦当時、権勢を振るってた
ヒトラーを批判し、おちょくった作品だ、ということは、もちろん知ってた。

いやあ、すげえ。人間は人間以上でも、人間以下でもない。だから人間って
すげえんだ、というメッセージのビームを全身に浴びたよ。優れた映画には絶対に
欠かせない、すてきなヒロイン、ハンナも、よかったっす。強くて優しくて。

ナウシカが見たくなってきたなぁ。けど、カリオストロとか、この「独裁者」から
ヒントを得た?シーンが、あるような……。

いやあ、けど、名作は全部見ないといけないね。DVDだと、劣化しにくいから、
手元に置いておきたくなるよね。いやぁ、チャップリン全集を購入する日が、ぐんと
近くなった気がする。

ああ、でも、チャップリンって、意外に私のキャラに近いんじゃないかな、っていう
気がした。すごく親しみを持てたよ。笑いって、強いんだよね。一番有効な、笑いの
使い方。っていうのかな。すごいなあ。

いい映画を見たあとって、全身が硬直したみたいになるけど、今回もその感じをひさびさに
味わってる。うちの19インチのテレビも、けっこうやるね。(^^;

いやぁ、映画ってホントにいいですね。(笑)

けど、付け足しみたいに思うかもしれないけど、私の最初に訪問するヨーロッパは
ポーランドのアウシュビッツだ、ということ、決意を新たにしたし、ビデオに撮ったままで
ぜんぜん見てない「ショア」も、かならず近いうちに全部見ようと思ったし、それから、
小説でも、史実でも、もっともっと、20世紀最大の蛮行、ドイツのナチスの行ったことを
キチンと学ぼうと、私の心の奥のほうに、そっと重しを置いてくれたよ。この「独裁者」は。

正月休み、あと何日あるんだっけ。気が狂ったように、気になってる映画を、
片っ端から見ましょう。そのあとで、「ファウスト」を読みましょ。

・1月4日(何曜日だったっけ? 笑)

昨日の深夜、フジテレビである番組を見た。映画『ラヂオの時間』の
脚本と監督を手がけた三谷なんとかさんっていう人が、昔からの憧れの
ビリー・ワイルダー氏を訪ねる、という……。

この番組も示唆的だったなぁ。

ワイルダー氏、映画関係の情報にうんと疎い私は知らなかったんだけど、
名脚本家にして名監督だったんだってね。そのあたりをいろいろ聞いてた。
ワイルダー氏訪問のシーンの合間に、三谷氏の反省?の映像が盛り込まれ、
なかなか楽しかった。このインタビューの様子は、本にもなってるらしい。
シネマ旬報社から、だっけか。さっそく買おう。(^^)

けど、夜中だから自社CMがやたら流されてたけど、フジテレビでこんど
「女子アナ」とかいうドラマ、やるんだって。おれフジテレビのこういう
ところが、ほんとキライなんだよね。ヘドが出るほど。虫酸が走る。
内輪ウケは、いいかげんやめてほしいな。

あ、そうそう。ぜんぜん関係ないけど、さっき思いついた台詞。

カメラはデジタルになっても
写真を撮るという行為そのものは永遠にアナログだ。

どうすか? よくないすか?(笑)
おれはいいとおもうけどなぁ。

そもそも人間つー存在が、アナログ的な回路の固まりだし。(^^)

チャップリンの「独裁者」に感動して、で、大久保のいつもの
ビデオ屋に行って、こんど借りてきたのは、「タクシードライバー」。
けど、私ってこだわりの人間だから、今時点の見たい映画って、ホントに
限られてて。あのけっこう広い店内を、ビデオのラベルを見つめながら、
小一時間、ぐるぐるぐるぐる歩き回ってたんじゃないかなぁ。
そのおかげで、店内のどこにどの作品があるか、だいたい掴んだ。(^^)

このあとみたいなぁ、とちょっと思ってるのは、バグダットカフェ、
ユーガットメール、萌の朱雀、完全なる飼育、あとなんだろ。
グランブルーはDVDであったから、借りたいところ。あとは……。
ムトゥ~、踊るマハラジャ、だっけ。そんなとこかな。

えっと、私が日記を書くシチュエーションとしてはきわめて異例なのだが
いま、ちょっと出かける前の空き時間で。それで、徒然なるままに、
書いてる。メールの返事を書く、というのもアリなんだけど、メールは
相手があることだから、私なりに気を使うのよ。気持ちが満ちてないと
書けないんだよね。てきとーに口述筆記みたいな軽いノリで書いてると
思ったでしょ? そこのあなた??(笑)

こないだ高校時代からの友人に付き合って、ららぽーとのT-ZONEで
IBMのAptivaを買ってきた。CD-RWつきの、けっこういいヤツ。
13万円くらいだったかなぁ。先月の中旬くらいだっただろうか。
クリスマス前だったかな。

けど、彼まだパソコンの箱を開けてないんだって。もう10日以上たつのに。
ま、パソコンを設置する場所がないほど、部屋が散らかってた、という話を
聞いていたので、はぁ、さいですか~、と思っていたのだが、部屋を片づけた
という話も、ずいぶん前に聞いた気がする。

いや、パソコンの箱をいつ開けるかなんて、俺がとやかく言うことでは
ないんだけど、ひとつ言いたいのは、パソコンって生ものだから、ほっとくと
どんどん腐るよ、ということ。いや、メモリーにカビが生えて、正確な演算処理に
支障をきたす、ということではなくて、パソコンの世界の技術革新って、それこそ
日進月歩、秒進分歩だから、使わないで置いておくと、どんどん価値が下がるよ、って。

そ。よく、これこれこういう性能のパソコンを、どこどこの店でいくらで(安く)
買った!ってことを、自慢する人がいるけど、あんまりそれって意味がないと
思うんだよね。1、2万安く買ったって、それをどう使いこなす(使い倒す)かでしょ。
大事なのは。わたし、このthinkpad240を買って、1年半になるけど、
完全にモト取ったと思うもん。この1年半の日記と、自宅から出されたメールの
ほとんど、95%以上は、この小さなノートパソコンから放たれたもので。
あとは、世界各国の美女のエロ画像を数千枚ダウンロードし……なんてことは
どうでもいいのだが (^^;

なんの話だっけ。そうそう。パソコンは使ってなんぼだよ~という話。
持ってることに意味があるんじゃなくて、使って何かを生み出す、そのことだけに
なんらかの意味を持たせられる、というか。

パソコン、使う気がないんだったら、買わなきゃいいのに。
使われないパソコン、可哀相だよ。カメラ愛好家のオヤジに買われた
ライカみたいなもんだな。
おれのこのthinkpadは幸せもんだと思うよ。ぼろっちいナイロンの袋に
入れられて、あちこち連れて行かれてるけど。でも、こないだの韓国にも、
福岡にも、宮古島にもお供したもんね~。そのうち、さやかちゃんを訪ねていく
ヨーロッパや、山見さんを捜しに出かけるNYにも連れて行ってあげるからね。(はあと)

・1月11日(木)

ひさびさに、通勤の電車の中からの更新です。

去年から書き忘れてたこと。そんなに大したことじゃないんだけど、でも
書かずには、いられないこと。

長野県知事になった田中康夫が、週刊誌でもってる自分の連載で、県庁の
幹部(なんとか局長?)を批判した、って話。なんでも、どこどこダムの建設を
やめる、って田中康夫が決めたのに、いろいろ反対してるっていうような。
その幹部を称して、田中康夫、「いやはや懲りない人物です」とかって書いてる。

そのダムの建設の是非とかは、私にとって興味の埒外なのだが、それにしても
田中康夫って子供だね。

自分がどうして長野県知事になれたか、そういうこと、分かんないのかなぁ。
あ、逆なのかな。あくまでも彼はマスメディアに属する人で、そういうところから
じゃないと、自分の思いを人に伝えるということができないんだろうか。

なんのために県議会があるんだろうね。なんのために、ガラス張りの県知事室を
県庁の1階に作ったんだろう。なんとか局長だって、県庁の幹部だって、
県民だし、話す相手でしょ? ちがうのかなぁ。

もうひとつ。こっちはずっと最近だけど。いまアフリカに行ってる森首相が、
行きの飛行機のなかの記者会見で、「アフリカ問題の解決が日本にとっても
重要だ」みたいなことを言ったとか。それを毎日新聞はそのまま流してた。
けど、アフリカ問題、ってなんだ? せめて、現在、アフリカの抱える諸問題、
くらいの言い方をしたらどうだ? アフリカ問題って、アフリカそのものに
問題がある、みたいに、どうしても聞こえるじゃん。そう思いませんか?

あと、ついでだから書くけど、こないだの加藤紘一の反乱、政治部記者とかの
あいだでは「加藤政局」って呼ばれてるようだけど、なんかこのネーミングも、
気が抜けるよね。政局って言葉は、明日の天気の概況、みたいな、全般的な
情勢を漠然と指す言葉じゃない? どっちかというと。それに個人名を冠する
というのは、かなり間抜けくさく響くように思うんだけど……。どんなもんでしょ。
ま、腰砕けに終わった、その「加藤政局」とやらに、マッチしてないということも
ないんでしょうけど。

毎日新聞の岩見さんが、政治コラム「近聞遠見」で、このところ、
「政治家が演説を大切にしなくなった」というテーマで何度か書いてて。
これってすごく大事なところだと思う。言葉によって人の心を動かす、というのが
政治家の大きな仕事だったんだよね。いつからそうじゃなくなったんだろう。
テレビの普及と無関係ではないんだろうね。

・1月15日(月)

昨日メル友に送ったメールからの引用。

> 今日、すげえショックなことがあってね。ま、起こるべくして
> 起こったこと、といえば、そうなんだけど、さ。

そう。すげえショックなこと。多分、人間が生きるとか死ぬとかっていうこと、
もしくは、それ以上のこと。

……その話は、また後日、できることがあったら。

昨日か一昨日に、CDを数枚借りてきて、ノートPCにつないだ
CD-RドライブでWAVファイルにして。保存しといた。

ELTの「愛のカケラ」、それと新曲の「fragile」、あとは
ミーシャの「everything」。なかなかいい選曲でしょ。

それからずっと聴いてる。

今日、会社でmp3化して、あとうちに帰ってきてからCD-Rに焼いた。
いま、CDラジカセで鳴らしてる。fragileの両A面扱いの、
「JIRENMA」が流れてる。

fragile。いい曲だなぁ。この曲つくったの、五十嵐さんじゃないの?
なんか別の人が作曲になってるけど。なんつーか、私が心の底で、ELTのベスト
だと思っている「Time goes by」を一歩深めたような、うーん、返歌
みたいな歌、かな。作詞は持田さんが担当してて。

ホント、いい曲やわぁ。今日、小岩を過ぎたあたりで、私の目の前に67歳くらいの
じじいが立ち。席を譲れビームを、そこはかとなく発してたから、黙って立った。
そこから、ドアそばの“特等席”で、ずっとfragileを歌ってたよ。(^^)

いやぁ、ホントにいい曲だなぁ。ここで歌詞を紹介したいけど、それっていうのは
著作権違反になるのかなぁ、とか、いや、でも、なんか歌詞とか紹介してるサイトって
死ぬほどあるし、gooとかで検索したら、いっぱい引っかかるけど、作者が逮捕された
っていう話は聞かないから、形式的にいうと法律に触れるかもしれないけど、事実上は
黙認されてるっていう感じなのかなぁ、とか、いろいろ考える。

fair use、っていう考え方があって、私なんかはそのとおりだよなぁ、って
思っているので、自分の著作物がどこかで使われていたとしても、作者たる私の権利を
侵害してなければ、ま、いっか(笑)っていうところがある。もちろん、私(オグラ)が
撮った写真だよ、ということは書いてくれないと困る。だって、私がいなかったら、
その写真はこの世に、出現してなかったんだよ。すごいと思わん?

こないだも書いたと思うけど、デジタルの時代になって、コピーとかがいとも簡単に
できちゃうからこそ、オリジナルを産み出すクリエーターの存在が、ほんとにほんとに
大事になるんだよ。わっかるかなぁ? わっかんねぇだろうなぁ~。

いままで日本は何十年って、新しいものを創造する人たちを迫害してきたからねぇ。(笑)

えっとね、いまあるものを改良するのが得意な人と、まったく新しいものを
ゼロから作り上げちゃう人っていうのは、完全に役割分担ができてて。
一人の人が両方やっちゃうっていうことは、なかなかないんじゃないかなぁ?

わかんないけど。(あいかわらず、いい加減な論を展開しているなぁ。笑)

けど。けど、けど、けど。ELTの五十嵐さん、どうして脱退したのか、
フロントメンバーからは外れて、プロデュース業に専念するって言ってたけど
ほんとにプロデューサーしてくれてるの?とか、持田さんとちゃんと仲良くしてるの、
とかとか、いろいろ疑問が出てくるよね。もっといろいろフランクに話してくれたら
いいのに。そしたら、ファンたる我々が、いろいろヤキモキせずに済むのに。

あ、いや、でも、五十嵐さんが抜けてからの2曲。「愛のカケラ」と
「fragile」。この2曲、いいよ。かなり。いや、かなり、というか、
いままでのELTの限界を突き抜けた、っていう感じが、すごく色濃くするんだけど。

持田さんが言ったのかなぁ。五十嵐さんが作った歌以外の歌を歌いたい、って。
それを聞いて五十嵐さんが、「ぷちっ」ってキレて。

おい、持田、だれのおかげでいまの立場があると思ってんだよ……。

みたいに。

fragileの、サビの部分。

「愛しい」だなんて いい慣れてないケド
今なら言えるよ 君のために
となりで笑っていてくれるのならば
これ以上 他に何も要らないよ
出逢えたことから 全ては始まった
傷つけあう日もあるけれども
「いっしょにいたい」と そう思えることが
まだ知らない明日へと つながってゆくよ

いい歌詞だねぇ。持田さん、成長したねぇ。

ほんっとにいい曲だなぁ、って、今日も仕事をしないでずっとこの曲の
mp3を聴いてて、そんななかで思ってたこと。

けど、この曲をじーんって味わいながらも、誰か「コイツ!」って、
一人の女の顔が浮かんでこないのが、さびしいなぁ、って。

こないだフラれた隣の編集部のおねえさんでも、
2年以上片思いの、また髪の毛を切ったおねえさんでも、
最近盛り上がってる20歳の人妻のメル友でも、
ひとつ上の、八王子の病院に勤めてるおねえさんでも、
高校のときの同級生、16年ぶりに連絡を取り合って、なんどかデートを
重ねてるi女史でも、

ないのが、さびしい、かも。

俺の人生、自分で書いた推理小説の筋をすっかり忘れて、
で、この先どうなるのか、ドキドキしてる間抜けな小説家みたいな
もんかな。(笑)

・1月17日(水)

最近、職場とかで、よく若者と話をするのだけれど、なんか伝わらないなぁ~と
思うことがよくある。たぶん、向こうもそう思ってるんだと思うんだけど。

「つながるしあわせ」「伝わるしあわせ」というのが
人間やってて一番生きててよかったなぁ、と思う瞬間だと思われ。

それが日本の社会から失われつつあるということなのかなぁ。

「話せばわかる」と言いながら暴漢に殺されていった首相は
いつの時代の人だったっけ?

あんまりガミガミいうと、口を聞いてくれなくなるから、黙っとこ。

何も言わないことで伝わることもきっとあるのだろうから。

あ、いや、どうだろ? わからんが……。

人に指摘されるよりも、自分で感じないと、欠点て直せない
ものかもしれないしねぇ。(私も思い当たるところ、山ほど。笑)

ツライのは、私も上の首相じゃないけど、きっと話せば分かると思って
いるから、自分の思ってることをなるべく伝わるように、意を尽くして
しゃべるんだけど、そうすると相手が黙っちゃうこと、それがツライ。

どうしたもんだろうねぇ。

・1月18日(木)

昨日から少し風邪ぎみ。けど、シラナミのお湯割りを飲んでます。んまい!

ホントは今日は、会社であった悲しい出来事をつらつらと書いて、
陰々鬱々とした雰囲気の日記になるはずだったのですが……。

けど夜中過ぎに届いた1通の(正確には2通の)メールのおかげで、
いやなことはすっかり吹き飛んでしまい、逆に一気に春がやってきた、そんな感じ。

ありがとね。ほんとに、うれしいっす。

って、喜んでばかりはいられないのかもしれないけど……。
でも、今日だけは、バカみたいにお祝いさせてくださいな。

いちおう念のために(笑)、会社であった悲しい出来事、というのを
簡単に、メモ書き程度に記録しておきましょうかね。後々のために。(いみふめ)

私のICQのリストにいた、ある女性(爆)が、最近ぜんぜんアクティブに
ならないので、変だなぁ、と思ってICQのサイトで検索してみたら、
同姓同名の人が、最近新しいナンバーを取ってることが分かり。(爆)

それで、しばらく(数時間ほど)、なんともいえない暗い気持ちになったわけ。(^^;

以上、報告終わり。(^^)

けど、さっきも書いたように、夜中に届いたうれしいメールのおかげで、
んなことは、吹っ飛んだよ。私にとっては、そのメールが届いたことのほうが、
数億万倍、だいじだもん。

ここ数日の間に、保坂和志の「草の上の朝食」と「この人の閾」を読んだ。
明日からは、中断してたトルストイの「アンナ・カレーニナ」を、最初から
読み返そうと思う。人妻との悲恋物語。人生の、何かの参考のために。(^^;

・1月26日(金)

今日、風邪ひいて、会社休んだ。

いま、4チャンネルのニュースがやってる。
山手線の新大久保駅で男性3人が死んだっていう話を延々と。
そんなに、エンエンやる話だろうか?

毎日のように中央線、「人身事故」で止まってるのに……。

自殺と事故じゃあ、扱いおのずと違ってくるんだね。
なんでも、一人が酔っぱらってホームに転落して、それを助けようと
二人が線路へおりたところへ、列車がきた、という……。

最近も、悲惨な事件があとをたたないね。

世田谷の一家4人惨殺事件の犯人、まだ捕まらないし……。
あれだけ証拠が多いんだから、すぐに捕まりそうなもんだけどね。

あと、広島だか岡山だかで、タクシーの運転手を殺して捕まった
男の子と女の子。女の子のほうは、たまたま一緒にいただけ、らしいけど、
でも、共犯にはちがいない、ということになってるみたいだね。

悲惨な事件が報じられるたびに、やっぱり運命ってあるんだろうなぁ、って
強く思う。高速道路で酔っぱらい運転のトラックに追突されて亡くなった
女の子たちとか。

人にはそれぞれ運命っていうものがあるんだろう、ということを信じることは
別に、人の努力とか頑張りとか、警察とか司法とか、そういうものの存在を
否定することにはつながらない。当然、ある一定の意味はあると思う。

けど、そういうものの存在を遠く超えて、やっぱり人には運命というものが
あるんだと思う。不幸なことばかりじゃない。成功が約束された人生、というのも
運命と呼べるのだろうし。

優駿という、世にも稀な美しい小説があり。サラブレッドと人間の物語なのだが、
登場人物のひとりに、作者の宮本輝は、たしか、こんなふうな意味のことを言わせてる。

人間は自分たちが頭をひねって交配して馬を作り出してきたと思ってるかもしれないが
どっかでそんな人間のちっぽけな考えをせせら笑ってるおっきな存在があるに違いない、
みたいなことを。

ぜんぜん原作の静謐さが失われちゃってますね。申し訳ありません。
手許に本があるときに、きちんとした引用に替えておきますね。

運命というものに支配された人間は、それではどのように生きればいいのか。
姿の見えない運命の影におびえて、びくびくと肩をすぼませながら生きれば?

それは違うだろう。そのことだけはハッキリ言っておく。

・1月28日(日)

今日、大切なメール友だちから「ラストメール」をもらった。
タイトルを見た瞬間、少しだけ寂しい気持ちになったけど、でも、
この日が来ることを深く願っていたのも事実だ。アンナ・カレーニナを
読み始めたのも、そのためだったし。

今回のことでも、ずいぶんいろんなことを考えさせられた。
考えさせられた、っていう言い方、なんか受け身、受動っぽくて、あまり好きじゃない。

ので、もういっぺん言い直すね。

今回のことでも、ずいぶんいろんなことを考えた。

そう。いろんなこと。人と人とが結びつくこと。そして別れること。

メールだけだから、肉体的な接触はまるでなかったし、ましてや、体液の交換などは、
望むべきもなかった?から、ま、目に見える傷は、浅いと言えるのかもしれないけど。

こんなことをいうと、また誰かに怒られちゃうけど、オグラ的には、自分の彼女の候補として
一番近い場所にいた娘だから(ただし、たったひとつ形式的な要件を除いて、ね)、
目の前からいなくなっちゃうのは、少し残念だけど
まぁ、仕方がないといえば、仕方がないのかな。

去年の年末?に、会社のお姉さんから振られたのよりも、ある意味、
ショックでかい、って言えるかも。

けど、何かを失うということは、何かを得る、ということだから、
彼女からもらったこのパワーを、自分をさらに作り上げることに、まっすぐに
使わせてもらうことにする。そうして、私の紡ぎ出す文章だとか、写真だとかが
もっと世の中の大勢の人たちを元気づけることができれば、彼女への恩返しが
できたといえるんじゃないかな。

ありがとう。そして、さようなら。

まったく縁が切れちゃうのはつらいとこだけど、それがメル友の潔いとこだね。(^^)

数十年後に、私がビッグになったら、オグラはむかし、こんなこと言って人妻を
誘惑してましたよぉ~、って、どっかの週刊誌に売ってもイイよ。(^^;

ま、売れるほどのことは、書いてないけどね。残念ながら。

ウェブに日記を書いてるって、いいねぇ。
メールを書けない相手に何かを伝えたいときに、うんと重宝するね。
一方的な伝言板だな。こりゃあ。(笑)

あなたの幸福を、思い出したときにでも、祈ることにするね。
これからもずっと、しあわせでいてね。

先輩のこと、悪く言うつもりはなかったんだ。ごめんね。
君の書いたことのよくない点を指摘してあげる意味で、あえて書かせていただきました。
けど、できれば俺もその列に並びたいところだったな。じつはこっそり、携帯用の
ちっちゃなイスも用意してたんだよ。けど、警備のオッサンに年齢制限に引っかかる、
って追っ払われちゃったから泣く泣く逃げ帰ってきました。
んふ、残念だけど、しゃーないね。私にもっと合った人を捜すよ。いるかな?
きっといるだろう。いるといいな。いないかもしれないけど。(^^;

なんかいくらでも書けるなぁ。きりがないから、このへんで閉じるね。

最後にもういっぺん、ありがとう。たのしかったよ。むちゃくちゃ。

すえながく、おしあわせに。俺は君の、数億万倍すてきな女をさがすよ。ふふ。

おれが結婚したときくらいは、メールを書いてやろう。(笑)
ありがたいと思え。(^^)

多くの読者の方へ。取り乱してごめんなさい。オグラはまたも、おねえさんに三行半を
突き付けられてしまいました。(^^; そんなわけで、今日から1ヶ月、オグラは旅に出ます。
この日記がもし更新されることがあったら、それは年の離れた弟の仕業ですので、
無視してやってください。え?旅の行き先? あ、まだ決めてはおりませんが、右肘あたりの
dnaが、シベリアの雪解け水で寒中水泳がしたいといっておりますので、そちらのほうへ
出かけるかもしれません。まだわかりませんが。あ、でも、泣きたいときに泣ける人っていうのは
うらやましいですな。だれか、泣きたいときに泣けるコツというのを教えてはいただけませぬか。