1998年7月

日記

●平成十年

・7月2日(木)
2カ月ぶりにH女史を見た。幕張で。
髪の毛が長くなってた。パーマかけたっていってたのも、
初めて、見た。

忙しそうだったけど、元気そうだった。

・7月4日(土)

今日、白い子猫がクルマにはねられるのを見ました。息を引き取るまで、
ずっと見届けました。左手で体を触ってて、ずっとお題目を唱えてた。
俺が轢いたわけでもないのに、ごめんね、ごめんね、って泣きながら、
謝ってた。動かなくなったあと、両手で抱えて、近くの空き地まで
連れていきました。草むらの奥の方に横たえて、上から草を掛けてあげました。

なにか、すごい体験をした思いがします。

いつか私も、ああやって死ぬのかもしれない。もしくは、ああやって、
猫や人を轢き殺してしまうのかもしれない。
彼(彼女?)を弔ってから、クルマの中でそんな、粛然とした
気持ちに包まれていました。

命って、あっけないものですね。だからこそ、いまを一所懸命に
生きなきゃならない、小さな子猫に、それを教えられました。
あいつが俺に、体を張って、そのことを教えてくれたんです。
いくらお礼を言っても、言い足りない。次に生まれてくるときは
人間に生まれてこいよ。そんなふうにも祈ってました。

今日あったことです。

・7月5日(日)

ODNのホームページで見つけた相性占いをやってみた。

★小倉&H女史
二人には運命的な激しい引力が働き、誰の手にも止められないというような
恋愛です。お互いが激しく求めすぎて、人に反対されようが、他人を
傷つけようが今の二人はどうにもならないといったところでしょうか。
結末を予測できても、逆にそれが拍車をかけて二人は離れられないと
もっと燃え上がってしまうかもしれません。愛にのめりすぎて人生を
狂わせてしまうような危険性をはらんでいます。二人の愛は激しすぎて
性急になりがちで、長い期間をかけて愛を育むといったような恋愛では
ありません。まさに美しくもはかない相性でしょう。それゆえに、あまり
将来性をもって望む恋愛ではないので結婚を考えると失敗することも多い
でしょう。意外に二人は安定した幸福を求めると冷めてしまう恋愛かも
しれません。別れの一時期は誰にとっても苦しいものですが、あなたと
彼は不思議なことにで別れても恨んだり、後悔して跡をひきずるような
ものではなく、後に素晴らしい出会いだったと思うことのできる
そんな相性です。

★小倉&M(いちばんの女友達)
二人はトラブル知らずの好相性といえます。あまり情熱的な始まりでは
ないかもしれませんが、人間としての信頼や尊敬が根底にあるような精神的な
結びつきが大きく、時がたつにつれても色褪せることなく、恋は愛情へと極めて
自然に育っていくと思われます。結婚しても、互いが思いやりと信頼で結び
ついているために、迷惑になることはしないので大きなトラブルを自らおこす
ということはないでしょう。浮気などの心配もあまりないと言えます。更に
人生において病や、金銭的な問題が生じてもそこから困難を乗り越えていける
強さを備えた二人です。家庭を持つことでお互いの信頼感は一層増し、幸せな
家庭を築くことができるでしょう。本来永続性をも持った二人ですが、信頼感の
強い二人であるが故に万が一どちらかがその信頼に反するような行為を
起こしたときには、相手が許せなくなり修復できないような状態に
なりやすいということを充分に留意しておいたほうがいいでしょう。

……笑った。意外に、イイ線いってるじゃん。
H女史とのほうだけど、私の感情だけを取ってみたら、そのとおり。
なかなか、この手の占いで「別れたほうがいい」って言い切るのって
すごく珍しいので、なんだかしんみり。(^^;

M嬢とのほうも、別の意味で笑った。「人間としての信頼や尊敬が
根底にあるような精神的な結びつきが大きく」ってとこなんか、もう、
ばっちし、って感じ。だよな?>M

・7月8日(水)

「深夜特急」3巻目に入った。今朝。帰りの電車で、全体を通して
いちばんの圧巻に差し掛かった。俺はいったい何のために旅をして
きたんだろう、って。ギリシャで。
決して、美しい風景に会うためじゃない、って。泣けるよ、泣けるね。

いつか行きたい国ってあるんだけど、いつか行きたい、というよりか、
必ず訪れるべき国?っていうか。ギリシャもその一つ。あとは、フランス、
中国、アメリカ、モンゴルくらいかなぁ。あと、中央アジアの国々。
キルギスとか、カザフとか。なんでか知らないけど、ずっと昔から、
サマルカンドとか、タシケントとかっていう街に、すごく惹かれる。

あ、あと、ネパールにも行ってみたいなぁ。
この目で、ヒマラヤを、チョモランマ(エベレスト)を見てみたい。

・7月9日(木)

「深夜特急」読了。一冊の本を読み終わると(これは全3巻だったけど)
次に何を読むか。これに困る。

映画が終わるときみたいにスクリーンに幕が掛かり、場内が明るくなる、って
いうのだと、ああ、映画が終わったのだなぁ、と思えるけど、本の場合は
日常生活の中で、たとえば電車の中とか、家で空いた時間とか、トイレで
とか、なんつーか、ほかの時間との境界のない、些細な時間の中での
体験だから、ある意味でタチが悪いというか、自分でケリを付けないと
いつまでも読後感に浸ってなきゃならない。

↑なんかダラダラした文だなぁ。けどこのままにしとく。

次は、こないだ昭和堂で買った「ノモンハンの夏」か、深夜特急に
出てきた、山本周五郎の「さぶ」か。たぶん、後者だろうな。

あした朝一でダイエーの眼鏡屋に行けば、視界がうんとクリアになる。
けど、朝起きれるかなぁ。午前中に。(^^;

・7月11日(土)

「さぶ」読んでます。昨日の朝から。私にとって初めての山本周五郎。
すごい、いいね。いま、全体の半分からちょっと欠けるくらいなんだけど、
どうしてこの小説のタイトルが「さぶ」なのか、それをずっと考えてる。考えてる。
だって、主人公は栄二だと思われ。今のところは。それがタイトル「さぶ」な訳を、
ずっと考えてる。これって、とても大切なことだと思うんだ。

そんなことを思う、今日この頃でした。

振られた彼女に、今日も3回くらい電話したんだけど、お留守でした。
もちろん、電話が返ってくるわけもなく。(^^;
もしかして、週末はバイトでもしてるのかなぁ???

・7月15日(水)

CDシングルを7枚、借りてきた。

エブリリトルシングの新曲
ブリリアントグリーンの新曲
マイラバのディスティニー、
スピードのアライブ、
イルカの○○(忘れた)
MAXの曲、
キロロの未来へ

スピードのアライブ、いい曲だと思うけど、こんな歌詞がある。

遠く離れても 明日が見えなくても 愛を止めないで

簡単に言うなよなぁ、とか思う。「愛を止めないで」って言うのは
簡単だけど、相手があることだし。君らみたいに10代で、恋愛という
ものを生活の一断面として純粋に楽しむことができるのならば、そうやって
気易く「愛を止めないで」って言うのもアリなんだろうけど。
なーんて、スピードにからんでもしょうがない。伊秩さんに手紙でも
書こうかな。(^^;

そういえば、H女史はどうもアメリカに行ってるみたい。夏休みに
友達に会いに行くって言ってたから。

遠く離れてるから「愛を止め」てる訳じゃないよ。距離が関係ないなんて
基本だよ。そ、基本。物理的な距離なんか、どうにだってなるよ。ただ、
埋められない心の距離というのも、あるのではないの?????
分からんが。私まだ子供なもんで。(^^;

・7月16日(木)

今日、ギターを買った。津田沼パルコの3F、島村楽器で。

仕事的には泊まり明けだったのね。9月号の編集作業が未明、3時頃終わって。
もちろん家に帰れる訳もなく、仕方なく、会社の近所のカプセルホテルに。

遅かったのでシャワーとか浴びずに、会社の冷蔵庫から拝借してきた
アサヒ・スーパードライをごくごく。げ!まずい。。。なにこれ??
これホントにビールかよ? 全然コクってもんが、ないじゃん。なんか
味がフニャフニャしてて、なんか、今どきの2枚目のアンチャンみたい。

# 福山雅治みたいな。(笑)

それはそれとして。(^^;

ギターが上手い先輩から、初心者はヤマハがいいよ、って聞いてたので、
店員さんがモーリスとかを勧めてくれるのを断わり、ヤマハの安いヤツを
買った。2万5千円くらいの。あとでカタログをみたら、定価は3万2千円
くらいなのね。ふーん。

フォークギターって普通、白っぽい(黄色っぽい?)のと、茶色っぽいのと
だいたい2種類あるじゃない。メジャーなところでは。私はその中間?の
ちょっと周りが焦げたようなヤツを買った。なんか最近はやってる?みたい
な感じがして。単に、テレビで何人か、そういうデザインのギターを持ってるのを
みて、ああ、かっちょいい!と思っただけかも知れないけど。

あ、そうそう。話は泊まり明け、というところまで戻るんだけど、
私って(デブだから)汗っかきなのね。アブラ性だし。で、一日
会社に泊まると、頭がベトベトになっちゃうのよね。いやになるほど。

だから、そのままの姿で楽器屋に行きたくなかったんだよねぇ。なんか、
楽器屋ってすごくお洒落な感じがするじゃない。30過ぎたオッサンが(私のことね)
頭をベトベトにして、ギターをください。はい、初めてです。
なんて、なんか侘びしくない? だから、家にいったん帰るか、大久保にある
スーパー銭湯?に行くか、それを迷った。

で、快速を津田沼で降りて、改札を抜けたら心が決まった。
いい、このまま行こう。

で、パルコの3F?にある楽器屋まで足を運び。黙ってギターの並んでる
棚をじーっとみて。これかな、というのを決めてから、店員の兄ちゃんに
声を掛ける。

「すいません、ギターが欲しいんですけど。……はい、はじめてです。」

「あ、フォークギターをください。」

「初心者はヤマハがいいって人に聞いたんですけど……。」

「じゃあ、これ、ください。」

ってな感じで、5分後(10分後、だったかも)には、ヤマハの例の
ギターをゲットしてたわけです。はい。

ついでに?440Hzを合わせる機械と、最も初心者向けの
ギターの弾き方の本を買った。

ギターの涙。

剥がすの一苦労。

うーん、かっちょいい。

明日の朝から、練習スタート。

買ってきた教則本をパラパラ見てたら、「今日の日はさようなら」。

わお! 私が弾きたい曲のナンバーワンだよ、これ。。。
思わずうなってしまった。ちきしょう、必ず弾けるようになるぞ。

・7月17日(金)

ビデオで撮っておいた「北の国から’98 時代」の前半をみた。

蛍が、すごい。

凄みすら感じさせる。

女優って、何かってやっぱり「凄み」がないと
だめだと思われ。

ソウタ兄ちゃんの牧場で二人で喋ってるところなんか、
もう、昔の蛍じゃない。屹立した、ひとりの女性がそこにいる。

すごい。すごい。

目がいい。鼻がいい。口元が、いい。
すごいなぁ。人間て。……女って。(^^;

こういう言い方はどうかと思うけど、蛍に比べたら、宮沢りえは
うーん、なってないなぁ。ま、でも倉本聰が目に止めたのだから、
どこかいいところが、あるのでしょう。(笑)

それはそうと、レイちゃんは、今ごろ元気で、幸せに
やってるのかなぁ。(^^; 「’85 卒業」のレイちゃんは
絶世の美少女だったよなぁ。

……まったく。

ソウタ兄ちゃんも、年取ったなぁ。

正吉と蛍との、札幌の公園での場面。
あれってきっと、有名な公園なんだろうなぁ。
もしかして、丸山公園?かなぁ?分かんないけど。

前半、ビデオ取ったんだけど、2時間テープで。
番組は3時間ほどあり。バカだから標準モードで
取ってた。そしたら、ちょうど、蛍と正吉が
深刻な話をしてる、ちょうどいいところで、
テープが終わった。(;_;)

それにしても、83年の年賀状、あれ、きっと本当に、
当時の蛍の直筆なんだろうな。あそこまでやるか??
何年前だよ。ちょうど15年前か。ふぅ。15年後に二人が
結ばれることを考えて、役者に年賀状を書かせるか?
ちゃんと消印押してあったし。ちゃんと15年分、色が
くすんでた。いも版で、イノシシが押してあったよ。
麓郷市街、ってちゃんと住所も書いてあった。番地とか
きっとないんだろうなぁ。ははは。

・7月25日(土)

今日、H女史から最後のメール。予想されたフォーマット。
実質5行。(笑)

いちばん最後に書いてあったこと。

「尚、今後はお電話、メール共に一切お控えになって頂きたく
お願い申し上げます。よろしくお願い致します。」

このセリフを引き出すのに、2カ月を無駄に過ごしてしまった。(^^;

でも、普通の感性を持ってる人だったら、このメールみたら、爆笑をもって
応えるんじゃあないかな。100人中97人くらいまでは。

今日、CD借りてきた、4枚。鈴木あみ「love the island」
鈴木祥子「たしかめていてよ」、Jungle Smile「おなじ星」。
そして、the brilliant greenの「愛のある場所」。

鈴木あみちゃんは、カウントダウンTVとかでCMやってるよね。
なんかぽかーんとした空港の待合室みたいなところで、にこにこして
こっちみてる。デビュー曲なんだ。だから笑顔がういういしいのね。
コムロなんだよね。なんでもすごくたくさんの中から選ばれたシンデレラ
ガールなんだって。すごいなぁ。

へぇ、これってグアムの観光局のテーマソングなんだ。いいなぁ。
つうことは、あのCMの舞台はグアムの空港なのかな?

鈴木祥子さんは、ご存じの通り?ずっと前から私すごく好きで。
彼女のメジャー?デビューになるのかなぁ。彼女の曲がCD屋の「おすすめ」
コーナーに並んでるの、初めてみたもん。なんか、ドラマ?の曲みたい。
実はまだ聴いてないのね。でも、大親友のマキが、結構よかった、って
言ってたから、間違いはないでしょう。

Jungle Smileは、何カ月か前に、深夜のFMラジオで喋ってるのを
聞いて、それから親しみを持ってた。ボーカルのお姉さん、普通っぽくて。
その時に流れてた曲、あんまり覚えてないんだけど、けどボーカルに力が
あって、へぇ、結構いいじゃん、て思ってた。
借りてきたこの曲も、カウントダウンTVで、おなじみだよね。
サビの部分が、寂しい感じで、人恋しい感じで、でも力強くて、
いいよね。うん。

ブリグリ(とでもいうの??)のは、また借りてきてしまった。
というのは、何日か前にCD借りて、ダビングしたんだけど、
1曲目に。でもね、カセットがさぁ、クローム(TypeII)なのよ。

なんか知らんけど、私の愛車のカーオーディオのデッキ、クロームだと
むちゃくちゃ音が悪いんだよね。つうか、「クロームモード」っていうのが
なくて、クロームテープはみんな、メタル扱いになってしまうわけ。
で、なんかあんまり車中で聞いてても、あんまり音がよくないんだよなぁ。

というわけで、こないだのリベンジとあいなった訳。はい。

そうそう。ビデオもなんか、借りようかなぁ、と思っていろいろ棚をみてたら、
「奇跡の海」発見。なんだかなぁ。あれだけ捜してたのになぁ。よりによって、
今日この日に見つけなくても、なぁ。(;_;)

少々解説をさせていただくと、「奇跡の海」という映画はアイルランドを舞台にした
映画で。それはいいんだけど、私的(ワタシテキ)な認識としては、H女史が、
「すごくいいから、ぜひ見てくださいね」っていってた映画。彼女としては珍しく、
自分の意見を、それもポジティブな意見を言ってくれたのって、本当に稀なことだった
ので、すごくよく覚えてる。

もう一度くり返すけど、よりによってこの日に、ねぇ。(爆)

でも私はこの世に偶然てないと思っているから、彼女との別れを、何ものかが、
ずっと遠くから、祝福してくれてると思う。いやいや、思いこみとかじゃあなくて、
間違いなく、そうなんだよ。

うん。そう。最近考えるんだけど、「儀式」って言葉があるじゃない。この、儀式って
ことについて、ずっと考えてるんだ。すごく卑近な、というか分かりやすい例としては
結婚式、っていうのがあると思うのね。「結婚式」なんてバカらしいからやらない、って
いう人も最近は多いでしょ。それもひとつの定見だと思うけど、でも、もともとは
結婚式って、それだけじゃあ、ないよね。まぁ、よってたかって、結婚式を金儲けの
道具として考えてる連中によって、ぐしゃぐしゃにされてしまったという憾み(うらみ)は
あるけどさ。

人と人が出会うとき、そして別れるとき、もしくは運命をともにすることを誓い合うとき。
そういう節目ふしめって、やっぱり大切にすべきだと思われ。これは、なんの宗教を信じてるとか
どういう哲学を持ち合わせてるとかっていうのとは、別次元の問題だと思われ。

ま、それはそれとして。(笑)

高校の卒業式の前日の、岩岡先生の演説を、ずっと覚えてる。

あ、そうそう。今日、Windows 98を買ってきた! 最初、幕張インターそばにできた
「コジマ」に行ったんだけど、あっさり売り切れ! 11,200円って謳ってて
大々的に広告を打ってて。一番安い?とか思ったんだけど。でも、売り切れじゃあ、
どうしようもないよね。私が行ったのって午後3時くらいだったんだけど。
実は初めて行ったのよ。ほら、私って「おかじま電器」派だったから、幕張インターそばの
あんなにすぐ近くに、いかにも「おかじまつぶし」みたいな感じでコジマが進出してきて、
内心苦々しく思ってた。
たしかに、おかじま電器は駐車場も小さいし、場所的に言っても、すごくアクセスしにくい
場所にあるよ。14号にクルマが並んじゃうしね。でも、それだけ面倒な思いをしても
足を運ぶ価値がある、なんかそんな気がする。いついっても混雑してるから、こういうことを
思ってるのって、私だけじゃないんだろう。
大多数の男にとって(女のことは知らないけど)、電器屋って、遊園地なんだよ。
おかじまは、そのいい意味での昔ながらの?猥雑さを残してるんだなぁ。あれだけ広いスペースを
持ちながら。それと、電器屋だけじゃなくて、新品・中古CDとか、書籍&雑誌とか、
ゲームとか、上手に取り扱ってるじゃない。値段も安いし。なんかねぇ、こう、魂が
通ってるっていうか、創業者のハートが根づいてるというか、むかし商店街にあった(であろう)
町の電器屋さんの雰囲気を色濃く残してるんだな。うん。そう。だから、男たちは
紫外線灯?に引き寄せられるように、するすると狭い駐車場に列を作ってしまうわけだ。(笑)

んな感じかな?

コジマで売り切れだったから、おかじまに行ったら、ちゃんとあったよ。
レジのすぐそばに。12,000円で、コジマよりは確かに800円高いけど、
でも、今日手に入れるために、背に腹は代えられないという感じで。

で、さっそくインストール。こないだまでβ3、そのあとRC4が入ってたので、
全然、違いは感じられないんだけど。(^^;

ま、20世紀の万里の長城がもしあるとすれば、全然かたちは違うけど、Windows 98
これは、それに近いものがあるのではないかいな。もしくは兵馬俑とか。(^^;

だれにも褒められないだろうから、マイクロソフトの開発陣に、これだけ大きくて、
これだけ精緻なものを、より完璧に近い形で完成させたこと、深く御礼申し上げます。
お疲れさまでした。少しはゆっくり、……できないだろうなぁ。NT5.0のお手伝いに
回されるのかな? そのまえに、98のバグつぶしか……。いずれにしても、
ご苦労様です。ビルや成毛さんにお給料をたくさんもらってください。(^^;

↑の文章を大前提にして、マイクロソフトへの感謝の気持ちを踏まえて、このあとのことを
書くんだけど。

けど、やっぱり、Windows 98って、「終わりの始まり」って感じが、どうしても、する。
それはマイクロソフト帝国の崩壊の「始まり」なのかも知れないし、PCがPC単体として
存続していく時代の終焉、とも考えられるだろう。とりあえず、15年から20年後くらいに
Windows 98を若い人に使ってもらって、感想を聞いたら、
「うわぁ、昔の人たちは、こんなに使いにくいものを使ってたんですかぁ??」って
驚きの声をあげるだろう。それは僕らが、おなじくらい過去に存在した、その時代の
最先端の事物を、いまここに持ってくれば、すぐに分かることで。
ま、でも、けどそれが、平たい意味での人類の進歩、なのであり。ただ、今後のOSの
というか、もう少し広い意味で、いまPCが受け持っている分野よりもかなり大きな
シェアを人間の生活の中で占めることになるであろうモノ(たぶんそれは、コミュニケーション
ツールとしての色彩がいまのPCよりもかなり強いものであるだろうことは、容易に
察しが付くのだが)、それを近未来PCと無理やり呼ぶとして、そのOSの開発をマイクロソフトが
担当するか、どうか、について、わたしはまったくもって懐疑的だ。というか、ほぼ無理だろうと
思う。
恐竜が滅びたときと一緒だよね。あとから出てきたほ乳類のように、小回りが利かずに、
なんらかの自然環境の大きな変化か、突然の自然災害とかに、機敏に対応することが
できなくて、あっさりと影もなく滅亡した。その恐竜の姿に、どうしてもマイクロソフトが
二重写しになってしまうのね。

もちろん、ビルは恐竜じゃないから、いろいろと次の手を考えているだろう。最近相次ぐ
日本の家電・AV機器メーカーとの連携の動きは、まさにビルの強い危機感の表われだと
私は見る。どちらかといえば、日本の家電メーカーのほうが、イニシアチブを握ってる、
そんな感じがする。

今日の日記の後半は、日曜日の午前中に書いてます。鋭い私の日記の読者なら、文体が
(本当は文調という言葉を使いたかったんだけど、手元にある辞書には、この言葉、
載ってなかった。ないのかなぁ、「文調」なんて言葉。ATOKでも出てこないや)
そう、文体が違っていることに気がつかれたことでしょう。そんなに熱心に読んでる人も
いないでしょうけど。
日記を付けるときの常で、昨日も「かのか」ロックがたんと入ってまして、で、文章が
かなりレロレロだと思いますが、あえていじりません。とくに、A嬢関係の部分とか。
終わったことをいろいろと書くのは男らしくない、と考える方もあるかもしれませんが
私はそうは思わない。むしろ、終わらせるためにいろいろ書く。のですね。私は。
先ほど書いた、岩岡先生の卒業式前日の言葉、一言だけ紹介すると、「卒業式というのは
日常だ」って。これは岩岡先生の言葉でもあり、学園紛争時代の、私の母校のある先生が
荒れる生徒に向けて発した言葉だという。

それと、これを土曜日の日記の最後にしたいと思うんだけど、灰谷健次郎の「太陽の子」を
勧めた友人から、感想を聞いた。いろいろ話してくれたと思うんだけど、私が記憶に刻んだ
ひとこと。「私にとっては物足りなかった」。はぁ、そういう風に感じる(読む)人も
いるのだなぁ。うーん。うーん。……。(思考停止状態)
けど、あの小説だけは、そういうふうに読んでほしくなかったな。悪いけど。
勧めなければよかった。
彼の感想を聞いて、最も狭い意味で、他人に(友人に)本を勧めることの恐ろしさについて
感じた。今後はより慎重になるだろう。彼の批判(批判ではないというだろうが)としては、
善人、悪人が書き分けられすぎてて、つまらない、という……。これってどうなんでしょう。
かのか漬けで、アルコールの血中濃度いっぱい!っていう昨日の私には、答えられなかった
んだけど、最後の方に出てくる「ときちゃん」の家族とのエピソード、あれなんか、善人でも
悪人でもないという登場の仕方なんじゃないのかなぁ。立場によって辛い選択を迫られることも
ある、という……。それから、ふうちゃんのまわりに、「善人」ばかりが配置されていることに
ついても、どうなんでしょ。上手な反論を、いまの私は持ち合わせていないけど、でも、心の
底から「その批判は絶対に当たらないぞ」って思う。みんなが善人かどうか、という論議は
おいておいて、ふうちゃんのまわりのひとりひとりを「善人」というカテゴリーでしか
見ることができなかった彼のセンスを、とても寂しく感じる。挙げていけばキリがないけど、
ギンちゃんとかポカが多いし、梶山先生だって変わろうとしている。それから、言い出すと
止まらなくなるけど、どうしてふうちゃんのまわりに、彼が善人と呼ぶキャラクターを持った
人たちが多いかというと、それは、故なきことじゃあないでしょう。ただポカンとした温室に
ふうちゃんを置いて、まわりには善人ばかりを配置して、それで予定調和の、子供向けの物語を
作者が編んだとは、私はどうしても思えない。

・7月30日(木)

今日、待ちに待った郵便が届いた。H女史からの荷物。彼女にずっと貸していた
ネガが戻ってきたのね。4月29日に九十九里で彼女を撮った、そのネガを全部、
貸してたのですよ。貸せっていうから。なんでも、その時の写真を彼女、ずいぶんと
気に入ってくれて、焼き増ししたいから全部まとめて送ってくれ、ってメールに書いてあり。
5月の下旬くらいかなぁ。で、その後、だんだんと二人の間の雲行きが怪しくなり
このまま行くと、ネガを返してもらえないまま、フェードアウト、ということにも
なりかねない、と思い。しばらく前から、返してくれって言ってた。

どうも彼女、最初から、自分の手元に置いておくつもりで、私からネガを
「借りた」らしい。「全部」貸してくれ、っていうから、変だなぁ、とは
思ってたんだけど。最初から。

たぶんね、私の単なる推察に過ぎないんだけど、彼女が、わたしが撮った写真を
気に入ってくれたことは、たぶん間違いないようだ。そのことを前提に、彼女の
考えたことを想像してみるのだが、あまりにも自分が自然に写っていることに対して
とまどいを覚えたのではないか。それほど親しくもない男(私のことね)に、
これほど無防備な笑顔をふりまいて、これほど素直に自分の素の姿をさらけ出して、
なんて恥ずかしいんだろう。ってね。
だから彼女的には、あのネガを私の手元に置いておくということには、どうしても
我慢がならなかったんだと思う。それで、手段を選ばずに、というか、結果的に私を欺く
ことになったとしても、ネガを自分の手元に置いておきたいと考えた。

この推測って大きく外れてないと思う。けど、彼女の誤算は、私がひとりの写真家として、
自分の撮った写真のネガをどれほど大切にしているか、ということに考えが及ばなかった
ところだろう。借りたままにしておけば、時間がたてばきっと自分のモノになるだろう、と。

なんかこのあたり、彼女の客観的な状況認識の甘さが如実に出てると思うんだけど。
冷静に分析を加えさせてもらうとすると。

なんの話だっけ。そう。ネガがね、返ってきたのよ。貸してた文庫本、宮本輝の
「優駿」と「錦繍」とともに。案の定、ほかには何も入っておらず。いかにも彼女らしい。
普通ネガって、ビニールのシートに入ってるじゃない? 私が貸したときも、もちろん
そういう状態で。でも、今日戻ってきたネガは、6コマつづりのネガがまとめて、ひとつの
ビニール袋の中に入れてあり。???なんのためにこんな風になってるのか分かんなかった。

しばらくしてから、ネガを一つひとつ数えてみた。パーフォレーションの数字を
参照しながら。……そしたら、やっぱり欠けてた。6コマつづりが、2つ。
それに気づいたとき、ああ、可愛いな、って思った。憎しみとか怒りとかは
全然なかった。そんなに写真、気に入ってくれてたのか。あんまりゴネずに、全部
あげればよかったかな、とか、そんな風にも思ってた。……だって、私が持ってても
今後、日の目をみることはないだろうし。

一緒に入ってた文庫本をパラパラとめくりながら、彼女がこれらの本を
読んだあとで「すごくよかった」って言ってたことを思いだした。
どうせだったら、何も感じないでいてくれたらよかったのに。私の大切な
本を読んでも、全然ピンとこないような人であったなら、こちらとしても
彼女の影が薄くなっていくのをただ黙って見送ることができただろうに。

今日、不調。文体がメタメタなの、分かるでしょ? うーん、どうしたんだろう。
仕事で追いつめられてるせい? それとも、最後の最後のあっけなさに、予想されて
いたあっけなさとはいえ、ちょっとダメージを受けているのかな?

自分でも分からん。

しばらくしたら、もう少し文章が流れるように、推敲しましょ。
リアルタイムの生々しさは、半減するでしょうけども。

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