1997年2月

 

日記

●平成九年

・2月1日(土)

予告通り、秋葉原へ行った。予告通り、といっても急に思い立ったのだが。
3時過ぎまで、家の近所のパソコン屋をクルマでぐるぐる回り、高速RS
232Cボードないか捜したんだけど、ない。ある訳ないよなぁ、こんな
マニアックな製品が。仕方がないので意を決して、津田沼駅前の駐車場に
車を止めて、総武線に乗って秋葉原まで、行って来ましたぁ。
‥‥緊張した。久々の秋葉原。行く途中、電車で座れたんだけど、隣の席に
男子高校生が座って。そのまわりを友達3人が囲んで、話をしてる。そしたら
ことある事に、座ってる子のことを、ペタペタたたくのね。ほかの2人が。
からかいながら。叩かれてる男の子はふざけてるだけで、まともに
嫌がらないのね。なんかとなりでイヤな時間だったな。あれで「仲間」とか
「友達」とかいう関係なのだろうか。ちと寒い。ちとじゃないか。

秋葉原の街を見て歩いた。ラオックスのでかいビルに行ったら、目的の
ボードがあっさりあって。ポートが一つのやつ。9800円。1Fの、
エスカレータの上り口でビラを配ってたおねえさんが、キュートで可愛かった。
明日もいるかな?(明日も行くのか??>おいら)

向かいの、チチブデンキにも行って来ました。リブラーの聖地という。あ、
リブラーというのは東芝の小型パソコンリブレットのユーザのことです。
それからずっと歩いて、TWOTOPとか、DOS/Vパラダイスものぞいて
みた。特に何も買わない。帰りにラジ館に寄った。もちろん、何も買わない。
ホントは新しいグラフィックボードが欲しいんだけどねぇ。最近はずいぶんと、
安いしねぇ。いまさらステルス64でもないしねぇ。でも、まあまあ動いてるし
(若干 不安定だけど)とくに3Dの機能とか必要ないしねぇ。ゲームとか
しないし。それでなんとなくずっとこのまま。ま、いいか。
あ、そうそう、駅前のごちゃごちゃした店で4芯の電話線を買った。DSUまでの
線用に。今使ってる電話線はものすごく長いので。福岡のアパートでは、
壁のモジュラージャックがとなりの部屋にあったから。うんうん。
誰も読まないようなことを延々と書いてるなぁ。炎々と書くよりはいいか。なんの
こっちゃ。

秋葉原にもずいぶんと女性の姿が目に付くようになったなぁ。一時、パソコンの街に
なってしまって、目つきの悪い服のセンスのないお兄さんたち(私も含む)だけが
無口で歩いてる、そんな街だったのに。今はカップルなんかで、女性が結構
歩いてる。なんか、楽しそう。いいことだと思う。

もう一つ思ったのは、東京って、可愛い娘が少ない、概して。でも時たまに、すごい
素敵な女性とすれ違ったりすると、オオオオォ、と心で叫んでしまう。この緊張感が
大都会の醍醐味なのかも知れない。うん、きっとそうだ。
福岡の街では、特に天神なんかを歩いてる女性は、ずいぶんと粒ぞろいでみんな
可愛く、思わず視神経の電源供給をOFFにしたくなるような女性は、ほとんど
いなかった。ただ、逆にものすごい美人というのも、あまり見かけなかった
ような気がする。
どっちがいいか、一概には言えないけど、ま、これから東京で仕事をする私としては
砂金を探す山師のようなおおらかな気分で(?)、この状況に対峙するとしよう。
全面的にイミフメ。

高速RSボードのセットアップはだいたいうまくいった。最初、PnPを期待して
刺したら、マウスが認識されなくなって。仕方がないので、ボードのディップ
スイッチでPnPをキャンセルして、手動でインストールした。
今までうちのcomポートは、com1がTA、com2がシリアルマウス、
com3が内蔵モデム、であり。非PnPで、拡張ボードはcom5に
無事おちつきました。よかった。さっそくTAを繋ぎ換えて、モデム(TA)
の設定を変えて、速度を230400にして。それでSo-netと
ジャストネットの64kの回線につないでみた。土曜の夕方ということも
あるのか、なんだかすごく快適。So-netなどは時間によってはものすごく
トロかったりするので、なんか夢のよう。64kの回線のままでも、TAと
PCとの間の速度を速くするだけで、体感速度が変わるものかしらん。
今日の夜中に、もう一度試してみよう。あ、そうそう、新しいプロバイダにも
オンラインサインアップしたよ。128kにいよいよ挑戦だ。‥‥と思ったら、
申し込んですぐに入れる訳じゃないのね。2週間ほどしてから封筒が届くらしい。
うーん、残念。拡張RSボードの真価が発揮されるのは2週間も先か。うー。


・2月3日(月)初日

市ヶ谷は遠い。うちから2時間近く、かかる。毎日こんなに遠くまで通勤
している人たちというのは超人ではないだろうか。初日の今日は雨が降って
いて、京成バスで津田沼駅まで行くのに30分近くかかった。歩いた方が
速いんではなかろうか、と思いながらバスの中でじっとしているのは、どうも
つらい。

会社を出たのは9時45分くらい。夜のよ、もちろん。
家に帰り着いたのは11時過ぎだったと思う。とてもテレビを見ようとか
そういう気にはならない。でもパソコンのスイッチは入れてしまう。メールが
来てるかもしれないからね。留守電faxの「留守」の文字は赤く点灯し
伝言がきていないことを告げている。‥‥この番号を知ってる人はまだそう
多くないし。

・2月4日(火)

二日目。津田沼から総武線快速に乗る手だてを覚えた。錦糸町で各駅停車に
乗り換える。鈍行でずっと行くより、20分近くも速い(早い?)のでは
なかろうか。時間が短縮されるのももちろんだけど、とろとろと全部の駅に
止まらずにすいすいっと飛ばしていくところが、好き。西船橋の駅にも
止まらないし。それに、そんなに込んでないし。って9時過ぎだから
当たり前だ、って。

仕事の具体的な内容は、会社内部の機密を多分に含んでるからここでは
つまびらかに出来ないけど、ま、初日の昨日に比べて複雑性を数段増した
ことだけは事実だ。ははは。

前の会社から2通の郵便物。持ってくるのを忘れてた引き出しの中のものと、
それから送別会の記念写真。なんだかすごく遠い季節の出来事のような
気がするよ。船で帰ってきたからかな。どうでしょ。みんな元気でしょうか。
「転職はがき」はもう少ししたら送れると思います。‥‥どうでしょ(^^;(^^;

そうそう、行きの快速の車内で、すごく気になることがあった。
すさんでいる、といえば言い過ぎだろうか。厳しい目をした女の子にあった。
中二か中三くらいの。なんだかものすごく印象に残る目をした子だった。
何度か見つめ合った。となりにいた彼女の連れの女の子を無視して。

ヘキサーがほしいと思った。ヘキサーがあれば、車内でこの子の写真を
撮れるかもしれない。ヘキサー以外のカメラではきっと撮れないだろうと、思った。
ヘキサーを買おう。‥‥買えるかな。どうだろ。中古で、5万くらい?


・2月5日(水)

3日目。今日も天気がいい。バスから見える風景がくっきりと光って見える。
実家の周りの土地も、なかなか悪くないな、なんてテキトーなことを考えたり
する。

今朝、通勤定期を買った。津田沼から市ヶ谷まで。1ヶ月。
それから、会社に行く前に、ちょっと冒険。といっても秋葉原の駅で降りて、
キーボードを買いに行く、という。支給された109キーボードは、どうも
キータッチが悪い。重いし、引っかかるし。いま自宅で使ってるような、ちょうど
いい重さのキータッチのキーボードを求めて、秋葉原の駅に降り立った。
で、歩いてみたんだけど、10時から開いてる店がほとんどない。あっても、
あんまり品揃えがよくなかったりで、気に入ったものが見つからない。
仕方がないので、次の機会にすることにした。

今日も遅かったよぉ。深夜バス。11時35分くらい発の。行き先がちと
違ってて。二股に分かれた先の、うちから歩いて10分くらいのバス停に
着くのに乗ったのね。いつも乗るバスがこないので。ま、運動になって
いいや。

前の仕事と比べて、普段の帰る時間がうんとおそくなった。行き帰りの通勤も、
3倍の時間をかけてる。新しい会社だから、緊張も疲れも、ものすごいものが
ある。それでも帰りの電車の中でボーっとした頭で思うのは、「がんばろ」って、
こと。心と体の奥の方から、自然とそういう思いが涌き上がってくる。
そしてなぜか、九州から出てきた人たちが東京で頑張るわけが
何となく、わかる気がする。私は軟弱な「後づけ」九州男児だけど。それでも、
なんとなく、わかる気がする。九州から(他の地方も同じかもしれないけど)
出てきた人の、さびしさ、よりどころのなさ、それから、それらを引っくるめた
元気の源。


・2月6日(木)

4日目。こうやって「何日目」って認識できるのってどこくらいまでだろう。
そうしなくなった頃というのは、きっと会社にも慣れてきた頃なんだろう。

今日キーボード買った。開店直後のDOS/V パラダイスで。
106がほしかったんだけどねぇ。109(と104)しか、なかった。
ん、101もあったかな、英語用。私にはどうしても、Windowsキーが
ある理由が(それも左右に二つ!!)理解できない。スタートボタンがそんなに
大事か? 分からない。なんかスペースキーは小さくなっちゃうし、いい加減に
して、という感じ。しょうがないから、自宅のキーボードに近いキータッチの
109キーボードを買った。いま使ってるのがそれだけど、悪くない。色が
白すぎるのが好き嫌いの分かれるところだけど。

最近、クルマがほしい。前も書いたけど。こんど欲しいのは、プリメーラ。
一つ前の形の5ドア、イギリス製の。なんかフォルムがかっこいい。
5ドアというのも機能とデザインを両立させてる気がする。もちろん色は黒。
後ろに羽根が付いてるのがいいなぁ。プリメーラっていかにもよく走りそう
じゃない‥‥。ほしいなぁ。7、80万てとこかな。リブレット買わなきゃ
よかった。(ってそういう問題じゃない!!)

実はうちの姉のだんなさんが日産のディーラーに勤めてて。安く買えないかな。
電話しちゃおうかな。うふっ。


・2月8日(土)

今日、休み。うれしい。風邪がなかなか良くならないのでずっと家で寝てた。
夕方から、女友達に会って。ららぽーとに行って買い物に付き合い、そのあとで
一緒にご飯を食べた。ちとお酒も飲んで。帰りは彼女を西千葉の自宅までクルマで
送って。話しかけたら返事がないので横を見たら、寝てた。
彼女も疲れてるのだろう。

明日も休みだ。そのことがとてもうれしい。やること二つ。書留を郵便局まで
取りに行くこと。それから、あいさつ状の印刷を発注しなければ。あと、そう、
部屋の片づけ。(^^;(^^;

きがおもい。はぁ。

あといまやらなきゃならないことは、カメラの修理。それから要らない写真集を
古本屋に持っていくこと。あとは、そうね、やっぱりヘキサーが欲しいな。
買いに行こうかな。11日の祝日でもいいな。


・2月9日(日)

風邪で寝ていた。
そのあと、津田沼の本屋へ。買った本。
smoochy、アサカメ2月号、村上河合対談(後述)、そして女高生本(同)。
この4冊。

smoochy(本上まなみ写真集)が売ってたのは、超・うれしい。
出版元にもないものが。今さら定価で買えるとは思わなかった。

ただ、中身をざっと見たら、‥‥よくない。奥瞬撮影だけど、よくない。
なんか、本上さん、疲れてる。
もしかしたら、カメラマンとの相性がよくないのかも。
CMの方が、断然、輝いてる。
イイ写真といえば、イイ表情といえば、表紙になってるあの写真だけ。
‥‥っとに。期待してたのにな。ちと残念。

まなみ様。2冊目の写真集、楽しみにしてますよん。そうだね、こんどは
カメラマンを選んだ方がいいかも。えっと、篠山紀信か、アラーキーか、
野村誠一か、沢渡朔か、藤田健五か、まぁ、西田幸樹か。このへんでしょう。
何もかも許して写真撮ってもらえる人といえば。ホントに、頼むよ。
もう一冊、イヤかも知れないけど、写真集、出してよ。頼むから。
あなたの魅力は、あんなもんじゃ、ないはず。

期待してます。


咳が止まらない。むしろ悪くなってるかも。
ヘキサーが安い。50kを切ってる。ストロボ付きで(←いらないけど)。

そんなことだ。


・2月10日(月)

『村上春樹、河合隼雄に会いにゆく』と、『レキシントンの幽霊』を
続けて読んだ。いい。対談の方は、ずいぶんと得心のいくことが多かった。
短編集は、とても静かで味わい深い印象。
なんとなく、『ねじまき鳥‥‥』を読まなくてはいけないような気が
してきた。ははは。


・2月11日(火)

祭日。昨日の朝飲んだ咳止めの薬のおかげか、だいぶ楽になったので、
ちと出かけてみた。新宿まで。ちとじゃないか。

で、帰るときにはカバンの中にはしっかりとヘキサーがあり、そして
手にはQuickScan35(フィルムスキャナ)の箱があった。
(バタリ)←倒れて死ぬ音。毎度のこと。


・2月12日(水)

友達に勧められた『ガダラの豚』(中島らも著)読んでる。今、3巻目に
入ったとこ。感想は‥‥、もう少しして読み終わったら書きましょ。


・2月15日(土)

今日、休みでした。ポケベルか、携帯がほしいなぁ。携帯は富士通の、ドコモの
F201がほしいんだけど、もうすぐ28.8k対応の端末が出るらしいんで、
それを待とうか。待てるか。(^^;(^^;

ベルはといえば、センティネクストがほしいんだけど、高い。ベル本体が高いのは
まぁいいんだけど、やっぱり毎月の支払いもそれなりに高い。三千円弱。うーん、
これじゃあ、携帯とかわらんもんなぁ。うーん。両方持つのは、やっぱり無理か。
うーん。

そうそう。『ガダラの豚』読み終わりましたよ。で、感想だけど。俺は嫌いだな。
この小説。確かに、ものすごい勢いで読んでしまったけど。最後の参考文献とか、
すごいと思うけど、でも、読み終わったときに、残るものがない。何もない。
悪いけど。これは私のポリシーで、だれに何と言われようと変わりようがないし、
変えるつもりもないんだけど、単なる娯楽で、本を読みたくないのね。映画も
そうだけど。あー面白かった、って感想はなんだか虚しくて。損な性格かも
知れないけど。ま、仕方がない。生まれつきなもんで。

そんなとこかな。

とにかく私、人が意味もなく死んでゆく小説って、どうしても好きになれない。
人一人殺すんだったら、それなりの、それなりの、なんだろ、仁義? それなりの
殺し方、かな、そんなのが、あっていいと思う。そうでなければ、ま、厳しい
言い方をすれば、許せないね。うん。

あとなんだろ。あ、そうそう、私が毎日のように見に行ってるAKIKOちゃんの
ホームページが2週間ぶりに更新されてて。うれしかった。すごく感受性が強くて
すごく可愛い娘ですよん。よかったら見に行ってね。

http://www.bnn-net.or.jp/~akikon/

です。URLは。

そんな感じです。ま、私も元気でやってます。んふ。
今日久しぶりに大学の先輩に会って、結婚は33、4(32、3だったかも)
までしないでいいよ、っていきなり言われた。

そうだよね、って思った。ははは。‥‥ぐすん。(^^;(^^;(^^;


・2月16日(日)

今日買った本。『じぶん・この不思議な存在』(講談社現代文庫)、
『量子力学の世界』(ブルーバックス)、『阿Q正伝』(角川文庫クラシックス)、
『光あるうち光の中を歩め』(新潮文庫)。

こないだ買って、読み終わったのは、『DOS/Vブルース』(鮎川誠著)、
『Hack!!ハッカーと呼ばれた青年たち』(笠原利香著、ジャストシステム)
『キーボード革命』(諏訪邦夫著、中公新書)

『DOS/Vブルース』は、おすすめ。ミュージシャンの彼がDOS/Vパソコン
と葛藤してインターネットでホームページを持つまでが、詳しく詳しく書いてある。
手に汗握る、というか、とっても感情移入して読めた。熱が伝わってくる。いい。

『Hack!!‥‥』の方は、ロス在住の著者が身近に接したハッカーと呼ばれる
青年たちの生の姿を伝えている。‥‥が、彼らに肩入れしすぎて、客観的な描写からは
ほど遠い。どっちつかずになってる気がする。汚いやり方でハッカーを摘発する当局を
告発するんなら、もっと徹底的にすべきだし、彼らの肉声を伝えるんだったらもっともっと
派手に堂々とすべきだと思う。なんだか読み終わって不完全燃焼というか、
舌足らずというか、物足りない印象を受けた。彼女が女性だからというのも関係あるのだ
ろうか。性差別をするつもりはないけど。続編に期待したい。

『キーボード革命』は、いい。私が考えていたことがだいたい網羅されてる。
日本人にとって、パソコンのキーボードの導入が、欧米と比べて、
タイプライターとコンピューターと、両方の革命がいっぺんに起こっていて、
それはそれで大変なことではあるけれども、ものすごく意味が大きいんだと。
キーボードは取っつきにくいし苦手意識を持ってる人がすごく多いけど、きちんと
慣れれば、これほど便利なものはないし、いっぺん出来るようになれば、すごく
重宝する、ってことを、一生懸命に書いてる。そうそう。いい本だ。企画の参考に
しよう。(笑)

あと、むかし買って3ページくらいで読むのやめてた山田詠美の『放課後の音符』
全体の5/6くらい読んで、やめた。これは男が読む本じゃありませんね。うん。
いいです。もう、山田詠美さんは。はい。

妹の結婚式がもうすぐあるらしい。写真を撮ってくれと急に言われた。困った。
まともに動くカメラがない。CONTAXの一眼レフは、どれも壊れてて。
仕方がない。この世に一人しかいない妹の頼みだ、カメラを修理に出そう。でも、
ストロボもどっか行ってしまって、ないのよね。誰かに借りようかな。ははっ。
ついでにライカM2も修理に出さないとね。いい加減、現役復帰させてあげよう。

でもライカやCONTAXがよみがえると、ヘキサーの出番が減ってしまうかも。
うー、むずかしい。長島監督の心境かも。違うか。どうだろ。

明日も仕事だ。うれしい。(多分)


・2月23日(日)

うー、一週間ぶりだ。うー。
読んだ本。『闇に消えた怪人 グリコ・森永事件の真相』(一橋文哉著)。
文句なしに面白い。超・おすすめ。もう一冊、講談社現代文庫の
『じぶん‥‥この不思議な存在』(鷲田清一著)。こちらの方は、うーん、
なんか難しい。というか。じぶん探し、とか自分らしさ、とか言っても、
所詮、人間は他人の中で生きてゆくものでしか、自分を発見できない、みたいな
話かな。私の理解不足かも。あんまり目新しいことは感じられなかった。ごめんなさい。

今日、家の近くのおかじま電器で中古のCDを4枚買ってきた。全部、遊佐未森さん。
この人の昔のCDがほしかったんだ。もう見つからないと思ってたから、すごく嬉しい。

この人のことを私が知ったのは、塾の講師をしていた大学生の頃で。
智佳っていうすごく可愛い生徒の女の子が、いきなり言ったのね。
「センセ、ゆさみもり、って知ってる?」って。ゆさみもり、って人の名前に
聞こえなかったから、何それ?って聞き返したら、すごく好きなアーティストだ、って。
それじゃあ、ってわたしもCDを借りてきて聞いたら、すごくよくて。それから
ハマった。でもCDを借りるばかりで、買ったのって、ずっとあとで1、2枚じゃあ
なかったかな。うん。

今日買ったCDは、空耳の丘、モザイク、ハルモニオデオン、桃と耳~ベスト~
の4枚です。はい。私の大々々好きな、川の流れにぃ逆らってぇ、って曲
(タイトル知らない)は入ってるかな? 入ってたら、超・うれしい。

‥‥あった、あった。ハルモニオデオンの10曲目。「空色の帽子」!!!
すごいうれしい。 僕に遊佐未森を教えてくれた智佳ちゃんは、今ごろ
何をしてるのだろう。人の嫁さんになってたりして。ははは、まさか、ね。(^^;(^^;

今日、本屋でいろいろ雑誌を見てたら。小沢忠恭さんが撮った城麻美さんのグラビアが
各誌の最初を飾ってて。見たら、いいんだよねぇ、全部。小沢さん、好き放題やってる。
ホントに麻美さん、ノビノビしてるんだよねぇ。うーん、カメラマンの力というのは、
すごい。小沢忠恭、巧い。沢渡朔と両巨頭だな。うん。ホントに、すごいと思う。
ぢつは、大学卒業する前に、彼の助手になりたいなぁと漠然と思ってたことがあった。
でも、ちとその勇気がなかった。あらゆる意味で。うーん、うーん。
いいグラビアを見ると、ため息が出ますね。ホントに。
城さんは城さんでAVやってるとは思えないほど(差別?)、自然な笑顔で。
この人もすごいと思う。好きだな。吉田里深ちゃんも好きだけど(^^;(^^;

明日も仕事だ。うれしい。(多分)←先週と一緒!


・2月24日(月)

魯迅の『狂人日記』。『阿Q正伝』の中の、最初の短編。
彼の処女作だそうだ。

うーん。おもしろい。何が言いたいんだろう。
すごく深い人間観察に基づいていそうだ。よく分からないけど。
「人が人を食おうとする」というのは、本当に一人の狂人の
幻想に過ぎないんだろうか。うーん。

トルストイの『光あるうち光の中を歩め』は、キリスト教の話。
よく分からない。解説によると、彼の最晩期の佳作だそうだ。
よく分からない。うーん。         ・・


・2月25日(火)

魯迅の『阿Q正伝』。面白い。面白いと言っては、語弊があるか。
なんというか、主人公の阿Qがものすごく身近に感じられる。といえばよいのか。
どうしようもない男。最後は死刑になる。魯迅が描いた時代ははるか遠い、異国の
地だけれども、いるよね、彼に似てる人、今の、この国でも。知らずに感情移入して
読めるというのは、やっぱり名作の名作たるゆえん? 前から気になってる言葉で、
「もっともローカルなものほど、グローバルである」って言葉があるけど、
この言葉の意味を深く深く自分のものにした自信はまだないけど、でも、きっと
そうなのかな、という気はしてる。だから、という訳でもないのだが、魯迅の
この短編集を読んですごくよかった、読み終わって少ししたら、また読み返したいと
いま思ってる。

それから、魯迅がいう、辛亥革命の失敗というのを、具体的にどういう意味なのか、
知りたい。中国の近代史に興味が出てきた。

なんだか最近、転職してから、自分の時間がとれなくなってから、猛烈に本を読み
始めてる。どうしたんだ、この勢いは。このままいくと、今年中には世界中の、
古今東西の古典名作を読み尽くすぞ。ははは。ロシア文学なんかを集中的に読んで
みたい。